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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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こんにちは、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先週末、介護業界では恐らく“初”
であろうと思われる組織革新プロジェクトが
新たに開始されることが確定しました。
それは、とある社会福祉法人様の社内で
開催される“厨房革新プロジェクト”です。
厨房革新自体は何ら珍しい話ではないかと
思いますが、
私が何故“業界初”と申し上げているのかと
いうと、
福祉の世界の厨房部門を、
全く異業種である外食産業の発想と知見、
ノウハウを活用しながら、
“生産性向上”と“付加価値向上”
の両側面から徹底革新していこう、という
コンセプトが全く新しい、と考えているからです。
経営母体が外食産業の会社では当たり前のように
活用されているかと思いますが、
外食産業と何ら関係がなかった法人、
しかも、設立後何十年も経過したバリバリの
“社会福祉”法人が、
営利企業のノウハウを活用して組織を活性化
させよう、という今回の新たな挑戦に、私自身、
とてもワクワクしています。
と同時に、その意思決定をされた社福の
理事長の発想の柔軟さにも敬意を表したいと
思います。
皆さんご存知の通り、外食産業は、
如何に“高付加価値”の商品を“高効率”
マネジメントで顧客にお届け出来るか、が
企業としての生命線です。
介護の世界でも、
“食事はご利用者の生活の中でとても重要”
と考えている会社は数多くありますが、
外食産業の視点から見つめると、
改善の余地・可能性は驚くほどまだまだ
沢山眠っています。
今回、取り組みを意思決定されたこの法人は、
現在、様々な切り口から組織の革新・活性化
を試みており、
昨年、我々も関わって新たに策定した
「中期経営戦略・ビジョンの再定義」活動に
おいて
“攻め”の厨房部門をつくりあげる、
ことを1つの目標に掲げていました。
換言すると、
“今以上に喜んでいただける食事”
(=高付加価値)を、
今以上の“生産性向上&コストダウン”
にこだわって実現する(=高効率)
状態を創りだす、ということです。
私の古くからの友人で、現在、外食の店舗、
しかも、メニューが何百種類もあるような、
かなりハードな外食業態を30店舗以上マネジ
メントしている人間がいるのですが、
その彼と一緒に、この社会福祉法人様の厨房
部門における新たな戦略・ビジョンを具体的に
実現していこうと考えています。
先ずは実態を正確に把握しよう、ということで、
フェース1の“現状把握”から入ります。
彼の会社の中で、店舗マネジメントを取り仕切って
いるマネージャーの方が実際に特養・デイの厨房に
入り込み、
“データ”と“現場”から改善機会を徹底的に
洗い出します。
その後、具体的な改革である“フェーズ2”に入る
訳ですが、
外食事業を経営している友人の感覚、及び、
元外食コンサルタントとしても活動していた
私の見立てからすると、
食事の満足度を高めながらも、最低でも年間1000万
以上のコストダウンは実現出来るのではないかと目論んで
います。
(あくまでも最低であり、我々の目標は年間1500万以上
の生産性向上&付加価値アップです)。
それらを、“成果報酬”も絡めながら実現していく計画
です。
消費税増税や介護基礎報酬の減額可能性など、
現状維持のまま、何も手を加えずに放っておくと、
どんどん利益(収支差)が目減りし、過去の内部留保
などあっという間に浸食されてしまう、
という可能性をはらんでいるのがこれからの介護業界です。
そんな激動の時代を乗り切るためには、経営者自らの
心の中にある固定概念や制約条件を取り払い、
今回のように、外部から新たな発想やノウハウを
取り入れながら、
ゼロベースで自社の経営を見つめ直す、という
発想が不可欠です。
私自身、本業界に身を置く人間として、
そのような革新を実現していきたい、と考えている
経営者やリーダーのお役に立てるよう頑張って
いきたいと思います。
その一環としての、先ずは新たなプロジェクト
開始のご報告ですが、
また、段階を見ながら皆様にも動きについて
報告させていただきますね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は宇都宮にてセミナー。
その後、25年ぶりに高校時代の友人と再会&
会食です。
某超大手不動産会社に勤務している彼と、旧交を
温めながらも、新たな介護事業の展開の可能性に
ついて意見交換をしようと話しています。
今日もなかなか面白い1日になりそうです^^
では、今日も1日、互いに頑張りましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)
◆運営会社:株式会社タッグ
〒532‐0023
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ザ・グランドビューオオサカ1602
メール:info@cb-tag.net
URL:http://cb-tag.net/
TEL :06-6306-6567
FAX:06-6306-6568
~Visionary Care Company~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
します。
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