事業拡大が成功するためのポイントとは?

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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、某業界で積極的に事業展開
している企業経営者と話をしていた時、

“事業展開が成功するためのポイント
は何か?”

という議論になりました。

時流に乗った産業、業界、業種であることか?

利益が上がるしっかりしたビジネスモデルが
あることか?

経営者にカリスマ性があることか?

どれも重要な要素ですし、

これ以外にも様々な要素が考えられると
思いますが、

“その中でも、これだけは絶対に外せない、
と思える条件は何か?”

という話になった時、

しばらく黙って考えた後、

その経営者は、次のように発言されました。

“それは、、、ナンバー1とナンバー2が絶対的な
信頼関係で結ばれていることだと思う”

私はこの言葉を聞いて、

心に

“ズキン”

ときました(笑)。

何だか、その言葉にとっても強い

“言霊”

を感じたのです。

確かにこれ、とっても大事ですよね。

以前、ソニーの創業者、盛田昭夫氏の秘書を
長年されていた方に、

“盛田さんてどんな方でしたか?”

と尋ねたことがある、という人の話を
聞いたことがあります。
(わかりやすく言えば、また聞きです(笑))

すると、その秘書の方はこう答えた
そうです。

「盛田さんは、自分がどんなに世界で有名に
なろうと、

井深さん(ソニーのもう一人の創業者)の
悪口を言う人がいたら、

身内だろうが、何だろうが、

絶対に許さない人だった」。

かつては井深・盛田不仲論といったようなことが
マスコミで騒がれることがあったようですが、

確かに意見の対立は何度かあったけど、

2人の間には、

そんな次元を遥かに超えたところで、

お互いの間に絶対的な信頼関係があった、

ということです。

他にもこれに近い、有名な事例がいくつも
ありますよね。

例えば、本田技研工業の創業者、本田宗一郎氏には、

100%信頼出来るパートナー、藤沢武夫氏が
いました。

販売や財務等は全て藤沢氏に任せ、

本田氏自身、藤沢氏が承認したことなら、

無条件に社長印を押すことを藤沢氏に託した、

と言われています。

その他にも、

松下電器の創業者、松下幸之助氏には、

高橋荒太郎氏という名番頭がいました。

また、以前のメルマガにも紹介しましたが、

森永製菓 創業者である森永太一郎氏には、

同じく松崎半三郎という名番頭がいた、

と言います。

そんなことを考えると、

やはり、事業拡大が成功するかどうかの
大きな分かれ目は、

この、

“信頼し合える幹部がどれだけ増えるか”

がとても重要なポイントなのだなぁ、

とあらためて思います。

では、どうすれば、そのような幹部が増えるのか?

前述の経営者のこんな質問をぶつけたところ、

簡単なことじゃないよね。

と苦笑いしつつも、

またしばらく黙り、少し考えてから、

次のような答をいただきました。

“それこそ、幹部との関係において常に正直であり、
誠実であること、かなぁ。”

“正直”と“誠実”。

当初より、私のメルマガをお読みいただいた方で
あれば、この言葉にピンと来た方もいらっしゃるかも
しれません。

この2つ、今一つ、違いがはっきりと説明しにくい
言葉ですが、

実は全く違うものですよね。

ちなみに、先ほどの発言に

“それこそ”

という前置きがあったのは、

以前、この経営者と“正直”“誠実”という言葉に
ついて話したことがあり、

互いにその言葉の定義に対して共通認識があった
からです。

その定義とは何か?

私は次のようにとらえています。

“正直とは現実に言葉を合わせることであり、

誠実とは、言葉に現実を合わせることである”

経営者がこの両面を愚直に実行する姿を見て、

幹部は徐々に経営者に感情移入し、

結果、

互いの信頼関係が醸成されてくる。

それが、この経営者の答でした。

如何でしょう?

皆様には、信頼できるナンバー2、

経営幹部がどれだけいますでしょうか?

もしくは、

信頼できるナンバー2、経営幹部を
育てるために、

どれだけ

“正直”“誠実”な姿勢で仕事に臨んで
いますでしょうか?

もし、幹部育成に悩まれている方が
いらっしゃれば、

少し角度を変えて、

そんな視点から自分を見つめてみても
いいかもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は都内で打ち合わせ&デスクワークです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?

では、今日も1日、互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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