ある学校の先生の言葉。

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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

突然見つかった、

10数年前の書類や資料は、

私にとって、正に

“宝の山”

です(笑)。

先日も、

“なるほど・・・”

と思わせる、こんな記事のコピーが
出てきました。

とある学校の先生の話ですが、

私たち、経営者やリーダーという立場からも、
大変学びが多い内容だと思いますので、

皆様にもシェアさせていただきたいと思います。

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先日、高校ラグビー部のV1(1981年)
当時に活躍したA君に会った。

A君はどちらかといえば甘やかされて
育ってきた子供で、

恵まれた素質を持ちながら、辛抱ができず、

いまひとつ伸び悩んでいた。

その彼が、ある時ラグビーを辞めると
言いだした。

両親も彼に根負けしてしまったようだった。

「本当にこの子がかわいいのか、

辞めてこの子の5年後、10年後が見えるのか、

どんな大人になってほしいのか、

じっくり話し合ってほしい。」

私は家庭訪問をして、彼の両親に話し、
A君にも

「格好いい男になれ。

人に期待される男になれ。

そのためには強くならなければ、我慢
しなければならない。」

と諭した。

練習の厳しさに耐えられなくなって

「辞める」

といいだす子供は決してA君だけでは
ない。

毎年、何人かいる。

「練習がきつくて勉強ができない」

「ラグビーを辞めて勉強して進学したい」

・・・。

こうしたもっともらしい理由がついてくる。

だが、本当にそうなのか。

それらの理由は弱い自分に負けてしまった
自分への言い訳であることが多い。

「勉強したいと思うのはいいことだ。

しかし、君だけが練習をやっているのか?

君だけがそんなに時間がないのか?

君よりもっと時間をかけて通学して、

練習を一生懸命やって、

勉強している子はたくさんいる。

君ができないのは君の能力からか、

クラブをやって時間がないからか。

やらなかった?

やれなかった?

そのことを自分に問うてみなさい」

遊びたい、

好きなことをしたい、

自分だけを満足させることにしか
気持ちが動かないような、

弱い自分に負けているときは、

自分に都合の悪いことは何も見えない。

苦しみをともにしている仲間のことが
見えず、

自分の都合のいいことばかりを理由に
してしまう。

指導者や親はその子供のそうした自己中心的で
わがままな状態を見抜いて

適切な方向に向けてやらなければならない。

誰もがいつも楽しく、苦しみや悩みのない
状態ですごしているわけではない。

特に激しいスポーツであるラグビーの練習と
勉学を両立させていくのは苦しい。

外からの誘惑もたくさんある。

しかし、幸いなことに一人だけがしんどい
のではなく、

クラブの仲間たちがいる。

そのことに気づかせてやれば、

その子供は仲間たちと励まし合ってそれを
乗り越え、

たくましく成長することができる。

ところがいま、そうした方向に毅然として
子供を導く大人が少ない。

まるで子供の機嫌をとるかのように

“子供の意志を尊重する”

という。

“勉強したい”

という子供の言葉は親にとって媚薬なのか、

それともわが子との葛藤に疲れたのか、

それまでの我が子の生活態度も考えず、

子供の言い分を聞いてしまう。

“子供の立場に立つ”

教育とか子育てということが流行のように
いわれる。

いったい子供のどの立場に立ってやるのか。

その子が20歳、30歳になったとき、

どんな大人になっているか、

将来を見通してのことであるのか。

そうでなかったら、こんな無責任な言い方は
ないだろう。

少年たちが起こした陰惨な殺傷事件が相次ぎ、

少年たちの心の荒廃に胸が痛む。

いわく、

“最近の子供は物ばかり豊かになって心が貧しい”

いわく、

“最近の子供はわがままで忍耐ができない”

・・・。

多くの大人たちが子供たちをこのように批評する。

しかし、その子供たちを育ててきたのはだれなのか。

まず問われなければならないのはわれわれ、

大人たちである。

自分に矢印、自分に矛先を向けられる、
勇気ある人間を育てたい。

何か自分の身の回りで起こったとき、

人のせいにしたり、自分に関係ないことと
思わず、

まず自分を見つめ、どうしたら良くなるのか、

どうしたら強くなるのか、

どうすれば正しいのか、

これらを自分に問う勇気を持った子に
育てる。

その方法はと聞かれれば答えは一つ、

私たち大人がそういう見本になる生活をすれば
良いのだと思います。

私は、教師ですけれど、まだ子供達に

「先生のようになってみろ。

そして追いついて、今度は先生より大きく

なってみろ」

とはまだまだ言えるだけの実践も積んでいないし、

見本になれる人間にはなれていません。

親御さん達もそうではないでしょうか。

「お父さんのようになりなさい。」

「お母さんのように生きなさい」

と言える大人が、どれだけこの今の日本に
いるでしょうか。

まずは私たち大人が、自分に矢印を向ける
勇気を持たないと、

これからもっと荒廃が進むことでしょう。

やはり、今です。今…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

如何でしたでしょうか?

とても深く、心に響く話だと思いませんか?

今日も、私からのコメントは不要かと思います
ので、控えさせていただきます。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日の私は、午前中は、介護特化を志す
会計士・税理士のネットワーク

“C-MAS”

の先生方に向けた研修。

午後は、C-MAS創設史上最大のイベント

“C-MAS全国大会”

が東京で開催されます。

ご参加いただく200名弱の皆様に、満足を
持ち帰っていただけるよう、

C-MAS顧問として気合を入れて臨んでまいります。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

3連休直前の金曜日、

お互い体調には気を付けながら、

今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

追伸:

大事な事を書いていませんでした(苦笑)。

今日の引用記事は、

“山口良治”

という、超有名な学校の先生の言葉です。

いや、でも、ひょっとすると、

本名をご存知の方はごく一部かも
しれません。

でも、こう言えば、殆どの方が

“オォッ”

と思っていただけると思います。

“あの有名なドラマ、スクールウォーズ
のモデルとなった伝説の先生”。

記事内容が更に深く見えてきた人も
いらっしゃるかもしれませんね(笑)。
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原田匡の2冊目の著書、

「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

好評発売中!ご照会はこちらから

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業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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 します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
 と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
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