おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
一昨日の19日、
“中央社会保険医療協議会”
と
“介護給付費分科会”
が合同で
“医療と介護の連携に関する意見交換会”。
第2回目を開催したようですね。
その中で、ICTを活用した
“オンラインによるサービス担当者会議”
等、有益なアイデアも話題に上がっていたとか。
(私も以前、デイを経営していた頃、”それが
出来たら出張先からでも参加できるな”と思っ
たことがありました^^)
来週26日からいよいよ本格稼働する
”介護給付費分科会”、
上記を含め、是非、有益な議論を積み上げて
いただきたいものです。
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■社員旅行の参加率を急上昇させた、ある社長のアイデアとは。
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●先日、中国地区の介護経営者と組織づくりについて意見交換を行っていた際、ふと思うところがあり、とある異業種企業様の取り組み・工夫についてご紹介させていただいたところ、「なるほど。。。何でも安易に“ルール”に頼るだけではダメなんですね。耳が痛いです」という、とても素直なご意見をいただきました。今日は、この時にお伝えした内容を皆様にも共有させていただきます。社員旅行への参加率を高めた、とある異業種社長のアイデアについてです。
●関西地区にあるこの会社は以前、社内の親睦と結束力を高めるため、毎年、社員旅行を行っていました。ただ、予算や仕事の都合も含め、旅行場所は和歌山(白浜)や淡路島(兵庫)、天橋立(京都)等、バス&1泊2日で行けるエリアが大半。回を重ねるごとに募るマンネリ感は否めず、「参加したくないなぁ」という空気が社内に漂いつつあったそうです(何となく分かりますよね^^)。
●「このままじゃいかん!」意を決した社長は何とか社員旅行への参加率を上げたいと試行錯誤を始めます。社長という立場上、「社員旅行は重要なイベントなので、強制参加に変更する」というルールで縛る事も当然出来た訳ですが、「それじゃ意味がない。社員旅行は皆に楽しんでもらってなんぼの行事や」という考えの元、「どうすれば参加したくなるか?」について、主に若手社員にヒアリングをかけていきました。その結果、この会社の社員旅行は大きな変貌を遂げました。どう変わったのか?というと、、、
●「社員旅行の開催頻度を2年に1度に変更する」「行き先は近隣ではなく、北海道と沖縄を交互にして、行きたくなるような豪華な旅にする」「自由時間を増やし、社員全員の集まりは夜だけにする」という大幅な変更を実施されたそうです。その結果、社員の参加率は急上昇。私が話をうかがったのは10年ほど前ですが、「今では社員が楽しみにするイベントになった(社長談)」とおっしゃっていたことが強く印象に残っています(何せ、予算も倍取れますからね^^)。
●「ルールで縛る前に、“参加したくなる仕組み”を考える」この発想、とても重要だと思いませんか?社員旅行に限らず様々な応用が効くかもしれないこの考え方、我々経営者・幹部として、心に留めておいた方がいいかもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中はデスクワーク。
午後は毎月の恒例行事、
ケアビジネス研究会会員向けの
“介護市場・行政ニュース”
“科学的介護経営実践講座”
の録音を行います。
単に起こった出来事・事実を羅列して解説・
お伝えするだけではなく、
「その事実から何を感じ、どんな仮説を立て、
どんなアクションを起こしていくか?」
までお伝えできるよう、気合を入れて臨みます。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。