[ケアビジネスSHINKA論 Vol.982]

「規模が大きくなって、職員との距離が遠くなった」とお感じの経営者の皆様へ。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“医師の過重労働を緩和する観点からも、在宅医療等に係る
業務の一部を看護師・介護人材等にシフトしていくべき”

“こうした観点から、看護師・介護人材等の業務範囲を拡大
すべき”

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昨日に開催された

“第5回経済財政諮問会議”

の資料の中の文言の一つです。

数ある行政関連会議の中でも非常に重要な
位置を占めている本会、

関連の方は是非、目を通しておかれる事を
おススメします。

※第5回経済財政諮問会議の資料はこちら

http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0412/agenda.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「規模が大きくなって、職員との距離が遠くなった」とお感じの経営者の皆様へ。
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●先日、北海道地区の介護経営者と組織づくりについて意見交換を行っていた際、「規模を急拡大させたこともあり、最近、職員との距離が何となく遠くなってしまったような気がするんです、、、」というお話をお聞きしました。

●うん、確かによくある話だし、ホント、悩ましいことだよなぁ、と共感しつつ、ふと、とある巨大企業が実践されているユニークな取り組みを思い出し、その事例をご紹介させていただいたところ、「なるほど、、、我々ぐらいの規模ならば、まだまだ出来る事が色々あるのでしょうね。ありがとうございます!」という、とても前向きなご意見をいただくことが出来ました。

●ひょっとすると、同じような悩みを抱えている方もいらっしゃるのでは?と思いつつ、本日は、その時にお伝えした事例を皆様にもご紹介させていただきます。人事・組織面でも種々独創的な取り組みを行っている、グーグル社の“TGIF”という取り組みについてです。

●“TGIF”とは“Thanks Google It’s Friday”の略で、毎週金曜日の午後、グーグル本社で行われる全社的なミーティングのことを指しています。ミーティングでプレゼンテーションを行うのは主にCEOや経営幹部。その場には職階を問わず誰でも参加でき、CEOや幹部に対し、一般社員でも誰でも直接質問や意見をぶつける出来る(勿論、反論も)、という非常にユニークな時間になっています。

●CEOや幹部からすれば、第一線の現場で働いている一般社員の意見を直接聞くことが出来る機会でもありますし、一般社員からすれば、6万人の頂点にいるCEOと直接コミュニケーションを取ることが出来たり等、経営層をとても身近に感じることが出来る機会でもある。また、そのミーティングの場にはお酒やお菓子等が置かれていたり等、雰囲気づくりにも様々細やかな配慮が施されているようです。。。

●さて、皆様はこの事例からどのような“気付き”を感じ取られますでしょうか?特に「トップと現場の距離が遠い」とお感じになられている経営者・幹部の方は、一度、参考にしてみてもいいかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は兵庫県西部の某法人様にて、

人事制度構築プロジェクトに関する打合せ。

終了後、4日ぶりに東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。