[ケアビジネスSHINKA論 Vol.979]

異業種のビジネスモデルから頭を創発させる~頭の体操に~

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

日本経団連の榊原定征会長(東レ相談役最高
顧問)が、

国の財政を議論する

“財政制度等審議会”

の会長に就任されたようですね。

先週末の会見では、

「歳出改革、とりわけ社会保障に関する議論を加速して
いきたい」

「国民の痛みを伴う改革であっても進めないと、制度の
持続可能性を確保できないことは目に見えている」

との持論を展開されたとのこと。

この人事が今後の国の政策や来期の法改正にどのような
影響を及ぼすのか、、、

少し、頭の片隅に置いておいた方がいい情報かもしれませんね。
(とは言え、事業者としてやるべきことは何も変わらない事は
間違いないですが)

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■異業種のビジネスモデルから頭を創発させる~頭の体操に~
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●先日、東海地区の介護経営者様と今後の新規事業の方向性について意見交換させていただいた際、検討を進める上で、とある視点をお伝えしたく、ある会社のビジネスモデルについてご紹介させていただいたところ、目を丸くされながら「こんなビジネスがあるんだ、、、ものすごく勉強になりますね」という、とても嬉しい反応をいただきました。と、いうことで、今日はとある企業の画期的なビジネスモデルについてご紹介させていただきます(この手のトピックス共有は久々ですね^^)。2012年に設立されて以降、様々なメディアを賑わせてきた企業「不満買取センター」についてです。

●サービス名を聞くだけでも、そのユニークさを十二分にうかがい知ることが出来る同社。HPには次のような事業説明が記載されています(以下、同社HPより抜粋)。

●「不満買取センターは世の中の不満を収集、解析することで不満のない世の中を目指しています。皆様(=一般個人)からお売り頂いた不満は弊社の専門家たちが分析をし企業や個人のお客様へ提供をさせていただいております。」(以下、続く)

●「いつの時代も、人々の生活をより豊かにしてきた発明やイノベーションは、人々の課題を解決することで生まれてきました。誰もが当たり前のように持っている「不満」を解決に結びつけることが出来れば、社会はより豊かになるはずです。こうした想いから、私たちの事業はスタートしました。」・・・・・・(以上、抜粋終わり)

●不満の買取は最小1ポイント、通常最大10ポイント。高価買取キャンペーンでは最大50ポイントにもなるそうで、1ポイント1円で換算され、500ポイント貯まった段階でアマゾンギフト券として使用できるとの事。蓄積された不満は同社のデータサイエンティストにより解析され、不満データや不満レポートの作成、不満の個別収集・解析・レポート作成等々、様々な形で企業のサービスブラッシュアップに役立てられるそうです(勿論、企業がそれらの情報を“買い取る”形で)。

●さて、私が何をお伝えしたかったのか、勘の鋭い皆様なら既にお分かりかと思います。我々は果たして、既に手にしているものをビジネスの“資産”として100%フル活用出来ているでしょうか?(もしくは、既に在るものの解釈・定義を変えてみることで、新たなビジネスにつながる可能性が見出せないでしょうか?)今回のような“異業種の様々な取り組み”をヒントに、自社を見つめ直してみても面白いかも知れませんね^^

※不満買取センターのURLはこちら

http://fumankaitori.com/

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中はデスクワーク&打合せ。

午後は北九州市内にてクライアントと
ミーティングを行います。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。