おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
厚生労働省は28日、
第10回社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門
委員会において、
介護福祉士の養成カリキュラムの見直しに向けた
基本的な考え方を提示したようですね。
将来的にチームリーダーを担っていける素養。
フォロワーシップ。
上記2点を重視すると共に、
社会との関係性も含めたアセスメントや質の高い
認知症ケア、
多職種との円滑な連携などもできるよう充実させる
とのことです。
導入時期は、平成29年度からを予定。
介護福祉士を目指す職員を抱えている事業者の皆様は、
頭の隅っこに置いておいた方がいい情報かも知れませんね。
※詳細の内容はこちら
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http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000158085.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■採用に関する、気付き溢れる記事を目にしました。
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●一昨日、昨日に引き続き、今週はネット記事からの“気付き”を皆様に共有させていただきたいと思います。今日のテーマは、多くの介護事業者様が頭を悩ましている“採用”について。昨日、こんな記事を目にしました。
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「東大新卒が入社する50人以下の中小企業は何が違うのか」
http://diamond.jp/articles/-/122834
●是非、上記記事の全体をお読みいただきたいと思うのですが、中でも、多くの介護事業者にとって有益、かつ、応用応用可能かな、と感じた内容がありましたので、そこを切り取ってご紹介させていただきます(以下、記事の抜粋)。
●それでは、肝心の「採用活動」はどのようにやっているのだろう。それには、ほぼ共通した方法が見られた。通常の大企業に見られるような、「募集の告知」→「筆記試験」→「複数回の面接」というような採用方法ではなく、多くの中小ベンチャーでは、長期のインターンやアルバイトを経て採用しているのだ。
●例えば、前述したREADYFORやシェルフィーは、長期インターンからのみ新卒を採用している。大企業の場合、通常、インターン期間は1日、あるいはせいぜい1週間程度が多いが、READYFORでは「週3日以上で半年」、シェルフィーでは「週4日・半年以上」となっており、担当者らは「お互いが不幸にならないように、本人の希望だけでなく、仕事ぶりや適性などのマッチングをよくよく考えた上で、声をかけている」と説明する。
●仕事内容についても「インターン学生向けにわざわざ業務を切り出したりすることはなく、社員と同じ業務をやらせている」(READYFOR担当者)としている。WACULの場合、インターンという形式ではないが、長期で働いているアルバイトから採用している。同社は以前に本社が本郷三丁目にあったこともあり、東大生のアルバイトが多く、常時、10~15人程度の東大生アルバイトが在席し、「社員並みの業務をこなしている」という。
●こうした長期のインターンやアルバイトの経験は、学生にとって刺激的であり、面白い。自分の仕事による「企業の成長」も肌身で感じられる。経営者や社員らとの仲間意識も芽生える。既にビジネスの第一線で“社会人”として働いている学生らにとって、大企業に入ってから、改めて「名刺の渡し方」などのありきたりの社内研修を受けた後、新入社員として一から働くのは非常に退屈なものとして感じられるのだろう。このため、大企業の内定を取っているのにもかかわらず、「大企業側を辞退して入社する学生もいる」(シェルフィーやWACULの担当者)という。
●昔に比べ、学生側の意識も変化している。大企業に固執する学生も減っているようだ。その理由は明白で、昔のように必ずしも「大手企業なら安心」という時代ではなくなっているからだ。東芝のような大企業でさえも、倒産寸前を思わせるような経営危機を迎える時代である。
●実際に、インターンの学生やベンチャーの新入社員らに話を聞けば、「父親がリストラされた姿を見て『大手なら安心』ではないという現実を見た」「自分で何らかのスキルを身につけたほうが安心。それには仕事を身につけられるベンチャーのほうがいいと思った」などの声が聞かれた。傍目から見た限りだが、自分でしっかりとした考えを持った前向きな若者が多いという印象を受けた。
●失業率で見れば「完全雇用」といわれ、人材確保に悩む中小企業は少なくない。だが「どうせ中小だから」と諦める前に、今一度自社の特色を見直し、こうした意識を持つ学生たちにアピールする工夫を試みてはいかがだろうか。
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今日も昨日に引き続き、このまま、私からのコメントは
控えて終わらせていただきます。
是非、思い思いに“感じて”下さいませ。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は午前中は札幌で打合せ。
その後、午後一番の飛行機で釧路へ飛び、
釧路で近隣介護事業者様を集めた研修を
行わせていただきます。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。