おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
今週で3月が終了しますね。
2017年が始まり、これで第1四半期が
終了!となります。
最近、時の流れの速さを今まで以上に実感
する今日この頃ですが、
先ずはこの第1四半期、
“終わりよければ全て良し”
の精神で^^、
互いにこの1週間を元気に乗り切ってまいり
ましょう。
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■面白い発想を教えていただきました^^
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●先日、東北地区の介護事業者様と意見交換を行わせていただいた折、いつも本メルマガをお読みいただいている某法人のA部長より、「うちの会社の話ではないのですが、、、」との前提のもと、とてもユニークな取り組みをお聞かせいただきました。この情報、他地域で頑張られているメルマガ読者の皆様にもお役に立てるのでは?と思い、本日のメルマガでご紹介させていただきます。「異業種とのタイアップで人材を確保する」という事例についてです。
●徐々に自社を取り巻く経営環境が厳しくなる中、とある異業種企業様(B社)はリストラクチャリングの一貫として、社員の削減を検討せざるを得ない状況に陥っていました。しかしながらこの厳しき折、単純に解雇を行うのも判断として適切かどうか悩む中、元々知人だった介護事業者(C社)がその状況を知る事となり、互いの“コラボレーションアイデア”が生まれるに至ったそうです。
●一方、C社はC社で、多くの介護事業者様と同様、人財難の打開策を懸命に模索されておられました。そんな折、B社社長の話を聞き、「その方々、うちで働いてもらう事は出来ないだろうか?」というアイデアのもと、双方で具体的な取り組み方法について議論を行い、形として次のような方法を確立したそうです。
●先ず、B社経営陣は削減対象となっている従業員の方々に対し、「経営環境が厳しき折、現状の雇用を守り続ける事が難しくなっている事」「一方、今まで頑張ってきてくれた方々の未来に対する考慮・配慮もなしに解雇する事は会社としても避けたい事」を説明されました。そして、その上で、「地域の介護事業者と提携するので、そこで働くという方向はどうだろうか」という提案をされたのだそうです。
●B社経営陣からの申し出を受け、介護業界で働くことを受け入れた希望者の方に対し、今度はC社の方が初任者研修を実施(確か、無料で行った、という話だったと思います)。そして、ここがユニークだな、と思ったのですが、C社は初任者研修を受講された方々をそのまま自社へ“転籍”させるのではなく、B社からC社への“派遣”という形式を採用する事にし、いよいよこれから現場業務に従事される、とのことでした(お話をうかがったのは1か月ほど前ですので、現在は、既に現場業務に就かれているかと思いますが)。
●さて、この事例をお聞きになられて、皆様は何をお感じになられたでしょうか?「うちでも同様の取り組みを検討・提案してみよう」でも結構ですし、「なるほど、、、こういう発想があるのなら、〇〇のような取り組みはどうだろうか?」でも結構です。少しでも“ピン”と来られた方は是非、そのままにせず、何がしかの具体的アイデアに昇華させてみてもいいかもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、北海道・札幌近郊の町で、
某社会福祉法人様と、
経営戦略に対するプロジェクトミーティングを
行います。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。