おはようございます、

（株）ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

弊社主催のセミナー、

前回の札幌に引き続き、昨日、

大阪でも無事に終える事が出来ました。

ご参加いただいた皆様の熱心さに支えられ、

無事に終了できたことを嬉しく思います。

また、今回の大阪セミナーは録画も行いました。

DVDとして販売させていただく予定をして
おりますので、

ご関心をお持ちの皆様は是非、ご購入を検討
いただければ幸いです^^
、
では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
■■
■■人財確保戦略を考える上で重要な二点。
■■
───────────────────────────────────

●先日、近畿地区にて人財確保の考え方について意見交換させていただく機会があり、幾つか事例に基づいたヒントをご紹介させていただいたところ、「今までぼんやりと使っていたけれど、あらためて“戦略”という言葉の意味が理解出来てきた気がします」という、大変嬉しい言葉をいただくことが出来ました。この内容、他の読者の皆様にも参考にしていただけるかも？という想いのもと、本日はこの時の意見交換内容のエッセンスを皆様にも共有させていただければと思います。「人財確保“戦略”を考える上で重要な2つの視点」についてです。

●例えば、とある社会福祉法人様は現在、刑務所出所者等の雇用に門戸を開いています（雇用にあたっては助成金もありますよねhttp://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo02_00030.html）。また、1人ひとりのストレングスに着目し、障がい者を積極雇用している法人もありますし、或いは、福祉的な観点のみならず、（以前のメルマガにもご紹介させていただいた事例ですが）プロアスリート志望の若者を、柔軟な体制のもと、積極雇用を図っている医療法人もあります。

●生産年齢人口が減少基調にある中、多くの業界が、既存の常識の枠内である「人財」の獲得を念頭に、激しい争奪戦を繰り広げています（これは介護業界内だけに限った話ではありませんよね）。勿論、そのマーケットを狙っていく事自体、決して悪い訳ではありませんが、その戦いではやはり、経営資源を豊富に持つ法人に軍配が上がる可能性が高い。そのような、“ライバル”とは全く異なる戦い方を考案するか、或いはそのような“レッドオーシャン市場（＝ライバルとの激しい戦いが存在するマーケット）”に目を向けるのではなく、例えば上記のような“ブルーオーシャン市場（＝レッドオーシャンとは違って、ライバルがいない、または少ないマーケット）”を探してみてはどうか？という視点が、“戦略”を考える上で先ず最初の重要な一点です。

●そして、もう一点は、ブルーオーシャンのマーケットを見つけたとしても、それだけではあくまで“アイデア”に過ぎず、その“アイデア”の実行・達成にあたり、“自社ならではの勝てる理由”がそこに見出せるか？（orつくれるのか？）という視点が二点目です（例えば前述の社会福祉法人様で言うと、出所者の方をサポートできる人事機能を備えておられますし、プロアスリート志望の若者を雇用する医療法人は、短時間勤務等のワークライフバランスの提供や、はたまた、管理栄養士がいることを強みに、アスリート志望者の食生活の管理も手伝います、等とも打ち出されていましたね）。

●益々熾烈になる事が必至であろう介護業界の“人財確保”問題。失礼な物言いであれば恐縮ですが、“旧態依然”とした発想では、なかなかブレイクスルーを生み出すのは難しいのではないでしょうか？自社を取り巻く環境が大きく変わる中、上記視点を参考に、皆様はどのような“戦略”を見出していかれるのでしょう？国策等の情報も参考に、一度、社内で検討してみてもいいかもしれませんね。

───────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中に大阪から広島へ移動。

午後は広島にて

“ケアビジネス研究会”

を開催します。
（本日も四国・山陽・山陰地区の皆様にお集り
いただいています。楽しみです^^）

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか？

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう！

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。