[ケアビジネスSHINKA論 Vol.935]

“従業員に対するスタンス”について、大変奥深い“気付き”をいただきました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

吉野家が、

“吉野家のやさしいごはん”

を2月1日に発売開始しましたね。

ご高齢の方、特に咀嚼・嚥下機能が低下されて
いる方にも

「吉野家の牛丼を、いつまでも、おいしく、楽しく、
お召しあがりいただきたい」

という思いから発売に至ったとのこと。

牛丼のおいしさはそのままに、

弱い力でも噛めるよう具材を小さくした

“やわらかタイプ”

と、舌で摺り潰せるまで具材を刻んだ

“きざみタイプ”

の 2 種類が発売されているようです。
(いずれも280円)

ご関心をお持ちの方は、一度、試してみても
いいかもしれませんね^^

※プレスリリース・連絡先はこちら

https://www.yoshinoya.com/_static/page/html/news/2017/pdf/170201.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■“従業員に対するスタンス”について、大変奥深い“気付き”をいただきました。
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●先日、“グッドキャリア企業アワード2016”において、見事、“ イノベーション賞(職業能力開発局長表彰)”を受賞されたNPO法人ぬくもり(4月より社会福祉法人ぬくもりに法人格変更)の鬼頭大助理事長にお話をうかがう機会がありました。組織づくりや人財育成に対するヒントをいただくべくインタビューをさせていただき(インタビューのフル内容(動画)はケアビジネス研究会の会員様向けに公開させていただきます)、私自身、本当に“学び”“気付き”溢れる時間だったのですが、その中で、これはメルマガ読者の皆様にも是非、お伝えしたい、と感じたトピックスを一つ、本日のメルマガにて共有させていただきます(本当はもっと沢山あるのですが^^)。“従業員に対するスタンス”に関するお話です。

●「まだまだ道半ばで、他人様に偉そうに語るのも本当に恥ずかしいのですが、、、」と、常に謙虚な物言いながら、とても奥深いところを極めてシンプルな視点で見つめておられる鬼頭理事長。そんな折、会話の中でふと、鬼頭理事長がこんな発言をされました。

●「原田さん、僕ね、ある日、ふと“あれ?これってなんかおかしいな?”と感じた事があったんですよ。私たちって、ご利用者やご家族に対しては“ソーシャルワークのプロ”として接しますよね。なのに、何で、スタッフにはそのようなスタンスで接しないのかなぁ?って。どこかで“雇っている”という上から目線的な感覚があるからなのかもしれません。でも、職員に「ソーシャルワーク」を実践出来ない会社が、職員に対して「(ご利用者やご家族に)ソーシャルワークを実践しなさい」って指導するのってなんか矛盾していません?だって、会社から“ソーシャルワーク”を実践されていない、“自己肯定感”の低い職員が、ご利用者やご家族に対して“自己肯定感”を高めることなんて出来ないじゃないですか?正直なところ、私も過去には深く考えることなく“雇っている”感を持っていたと思うんですけど、この疑問が自分の頭の中に浮かんできて衝撃を受けて以降、組織の雰囲気も徐々に変わってきたのかもしれないなぁ、と、今となっては感じています。まだまだ完璧に実践できている、とは言い辛いのが恥ずかしいところなのですけどね、、、、」

●顧客(ご利用者やご家族)と職員、いずれに対しても“ソーシャルワーク”を実践する事で、組織が一本の線になる、、、(前述の通り)とても奥深い話だと思いませんか?この発想を基盤に持つのと持たないのとでは、同じ施策を投じたとしても、インパクトが全く大きく異なってくることは容易に想像がつくでしょう。さて、この話、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?一度、時間を取って、経営幹部の方々と共に意見交換してみても面白いかも知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪市内で打合せ。

午後は大阪にてセミナー。

終了後も打合せ&懇親が続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。