[ケアビジネスSHINKA論 Vol.913]

なるほどなぁ、と思った、ある社会福祉法人様の取組み。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

昨日は九州にて

“第2回ケアビジネス研究会”

を開催しました。

前回の研究会時にとある参加者からお話いただいた、

ある取り組み・アイデアに関心をお持ちになった
他の参加事業者様が、

自社でも同じようなことを開始し、

ご利用者・地域からとても良い評価を
いただいている、

等の実践報告をいただく等、

正に、

“活きた情報交換”

の有意性をつくづく実感した時間でした。

やはり経営者・幹部の方々は、独りで閉じずに、

“他流試合”

をどんどん行うべきですね^^

“ケアビジネス研究会”

引き続き、今後も全国で定期的に開始してまいります。

いつから参加いただいても十分キャッチアップ出来る
仕組みになっておりますので、

ご興味をお持ちいただける方は是非、あらためて

“ケアビジネス研究会”

への参加をご検討下さい。

http://carebp.com/landing/kaigo-series/

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■なるほどなぁ、と思った、ある社会福祉法人様の取組み。
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●先日、首都圏地区のとある社会福祉法人様(A社)のお話をお聞きする機会があったのですが、そこで、“なるほど、素晴らしいなぁ”と感じた、とある取り組みがありました。既に同様の事をおやりになっている方もいらっしゃるかもしれませんが、一方でご存知ない方もいらっしゃるかもしれない、との想いのもと、今日は、その時にうかがった話を共有させていただきます。“地域福祉支援積立金”という取り組みについてです。

●A社では毎年、経常収支差額の25%を“地域福祉支援積立金”として計上し、地域への社会貢献に支出されているそうです。“生活困窮者への家賃補助”“ペアレンティングホーム(≒シングルマザーの皆様のシェアハウス)の運営”“地域の自助活動団体・老人クラブへの助成”等、具体的に地域で必要とされており、支援の手がまだ十分回っているとは言い難い分野へのバックアップを推進しているとのこと。法人単独としてこれだけの“仕組み”を確立させていることに多くの“気付き”をいただいた次第です。

●“地域貢献”を含め、今後、法人としてのあり方の再定義、及びそれらに則った(お題目だけではない)具体的な取り組みがますます求められている昨今の社会福祉法人。未来において、“地域から愛され”“必要とされ”“関わる全ての方々を幸せに出来る”存在として存続・発展が実現できるかどうか?今、正に“分水嶺”に差し掛かっているのかもしれません。その意味でも社会福祉法人の経営者・幹部の皆様は、(テクニカルな視点・対応に終始することなく)高い“視座”を持てるよう、自らを成長させていく必要があるのかもしれませんね(既にそのような域に達されている方もいらっしゃる中、生意気な物言いで恐縮です)。引き続き、我々も“地域(貢献)活動”に一つの焦点を当て、様々な情報を仕入れ、本メルマガやケアビジネス研究会で発信してまいります。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、北九州市内にて、クライアント法人
様との個別打合せを行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。