[ケアビジネスSHINKA論 Vol.908]

毎年読み返す“バイブル”を読んであらためて感じた事。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

新年、明けましておめでとうございます!

皆様はどのような年末年始をお過ごしになられ
ましたでしょうか?

私はと言えば、今年は、毎年の恒例行事かのように
訪れる体調不良(1年の疲れが一気に噴き出す?)に
悩まされることも無く、

とても充実した時間を過ごす事が出来ました。
(本気勝負のオセロで6歳の息子に負けるという屈辱
はありましたが、、、四角をおさえる重要性を教えるん
じゃなかったです^^)

幸先の良いスタートを切った私の今年のキーワードは、

“溌剌(はつらつ)”

です。

今年も全てを楽しみながら、

ひっくり返るぐらい前を向いて進んでまいりますので、

皆様、今年も何卒よろしくお願い申し上げます!

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■毎年読み返す“バイブル”を読んであらためて感じた事。
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●唐突ですが、私には毎年、年末年始に読み返す本が数冊あります。決して読み返す事を自らに課している訳でもなく、年末にふと、あらためて読みたくなり、自然と本棚に手が伸びる。そんなことの繰り返しで、我ながら不思議な感覚だなぁ、と毎回思うのですが、面白い事に、毎年読んでいるにも関わらず、毎年、異なる箇所で異なる何かを“感じ”ます。今年も同様の事があり、あらためて我が身を振り返り、“あぁ、これは本当に大事だなぁ”“来年は特にこのことを意識しよう”と“感じた”ことがありました。本日のメルマガでは、その内容を皆様にも共有させていただければと思います。世界中で大ベストセラーになり、1996年に初版が発行されて以降、今尚色褪せない輝きを発し続ける良書「7つの習慣」からの抜粋です(有名な本なので、既に読まれている方も多いかも知れませんね)。

●7つの習慣の著者は、かの有名なスティーブン・R・コヴィー博士(故)。彼は、アメリカ合衆国が建国された1776年以降、アメリカ国内で出版された“成功”に関する文献を徹底的に調査・読破し、テクニカルなハウツー(本の中では“個性主義”と言われていますね)を排除した上で、「真の成功を実現するために必要な事」を“7つの原則”としてまとめました。一つ一つ、言葉だけ聞けば“当たり前”に感じるものばかりですが、それ故に奥が深く、かつ、それらの原則と自らの日常を対照させた時、自らの“出来ていなさ”加減に愕然・唖然とする、という体験を私は毎年繰り返しています(笑)。そんな中、年末の私の目を留めたのは、原則に入る前の序章とも言うべき箇所に書かれていた“インサイド・アウト(内から外へ)”という言葉。この言葉に対し、“7つの習慣”では次のような解説が書かれていました(以降は本からの抜粋です)。

●インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである。

●このアプローチによれば、あなたがもし幸せな結婚生活を送りたければ、積極的なエネルギーを生み出し、消極的なエネルギーを消し去る“伴侶になる”ということである。子供が、明るく協調性のある人間に育ってほしいと思うならば、子供への理解を深め、子供の視点に立ち、一貫した愛を示す“親になる”ということである。仕事でもっと自由な裁量が欲しければ、より重い責任を引き受け、力を尽くし、貢献できる“従業員になる”ことである。信頼されたければ、信頼性のある“人になる”ということである。

・・・・・・・・・・・・(以上、抜粋終わり)

●「職員に高いモチベーションを持ってもらう事を目的にするのは、本来おかしいことなのかもしれません。それって、うがった視点で換言すれば、“会社にとって都合のいい存在になるようにマインドコントロールしたい”と言っている事と同義なのかもしれませんよね。人は、自らの外にある“他人の気持ち”をコントロールする事など出来ない。でも、そうかと言って、“職員に高いモチベーションを持ってもらいたい”と考える事が間違いかと言えば、そうでもないでしょう。“職員が高いモチベーションを持つ”という状態は、経営者にとって、あくまで“得たい結果”です。では、その状態を実現するために、我々経営者が出来ることって、一体何なのでしょう?それは、“いい会社をつくる”ということしかないのではないでしょうか。それなら経営者の手で実現できることですよね。経営者が“いい会社づくり”を行おうと努力すれば、職員のモチベーションは“自然と”“結果的に”高くなる。そんな考え方を持ち、自らの手が届くところに意識や実際の行動を集中させることが重要なのではないでしょうか?」・・・・・・組織づくりセミナーの中で、参加者の皆様に話す内容の一つです。正に、“インサイド・アウト(内から外へ)”と通じる話だと思いますし、特に組織のトップである経営者に必須の考え方・心構えだと思います(ちなみに、何故この言葉が私の心にひっかかったのかと言うと、正直な話、ある事象に対し真逆の感覚、即ち、“アウトサイド・イン”のような感覚を私が感じてしまっていたためです。この言葉に再び出会い、その事実に気が付いた私はまたもや“愕然”“唖然”とし、「あぁ、自分はなんて未熟者なんだろう」とひとしきり反省しました。でも、このタイミングでこの言葉にあらためて出会わせてくれた神様(?)には感謝・感謝です^^)。

●新年、というのは不思議なもので、昨年までの自分とは異なる心持ちになっている場合も多いかも知れません(たった数日しか違わないのに、面白いものですよね^^)。そして、そんな時だからこそ、新たな本を読んでみたり、或いは私のように昔の本を読み返してみても面白いかも知れません。“やってみようかな”とお感じになられた方は是非、実行に移される事をおススメします。ひょっとすると、今年の自らの運勢を更に開花させるような“(言葉との)出会い”“気付き”に恵まれるかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、昼前から名古屋市内で打合せ。

その後、夕方からの打合せ場所である浜松へ
移動し、

最終便の新幹線までには間に合うように東京へ
戻ります。
(年明け早々、とばします^^)

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。