おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
公益社団法人日本看護家政紹介事業協会が主宰する、
厚生労働大臣認定の公的資格
“家政士”
の検定試験が先週末に本格稼働し始めたようですね。
今後、様々な生活援助サービスの展開が想定される
中、
法人によっては、頭の片隅に置いておいた方が良い
資格情報かもしれません。
興味をお持ちの方は、是非、こちらをご確認下さい
ませ。
↓
http://kanka.or.jp/kaseishi
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■「いい施設かどうかは〇〇で分かります」~とあるご家族の言葉より~
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●前回のメルマガでもご報告させていただきましたが、先週土曜日(26日)、四国地区のクライアント法人様とのとあるプロジェクトの関係で、ご家族を対象としたインタビューを実施させていただきました。仕事上、介護経営者を始めとする“介護のプロ”“専門家”との関わりが多い私ですが、ご家族との接触はデイサービスの経営から離れて以降、本当に久々。そんな理由で、お話をうかがう前からとても楽しみにしていたのですが、とあるご家族(Aさん)と会話を弾ませる中、「なるほど、その視点は事業者にとって大事だなぁ」「言われれば“当然”と思うかもしれないけれど、そこに意識を傾けている事業者って案外少ないかもなぁ」とあらためて感じた視点がありましたので、今日はその内容を皆様に共有させていただきます。「いい施設かどうかは、〇〇で分かります」というお話についてです。
●Aさんは加齢と共に要介護状態が重たくなってきた祖母の入居先を探すため、約10施設程度の老人ホームのパンフレットを入手。その中から3~4の候補先を選定し、1件1件足を運びながら、「祖母が暮らすにはここが一番!」という施設(=弊社クライアントの施設)を選ばれました。最終意思決定にあたっては経済条件やロケーション等、様々な要素を勘案し、総合的に決めたそうですが、会話を進める中、「では、その様々な要素の中で、“この施設だったら、ちゃんとおばあちゃんをサポートしてくれるだろうな”と感じたポイントとしてはどのような点がありましたか?」と一歩突っ込んでうかがったところ、“職員の笑顔”“アットホームな雰囲気”等々の言葉と共に、「あと、幾つかの施設を見学に行ってつくづく感じた事なのですが、、、」と強調されたのが、タイトルの中のうキーワード、〇〇でした。
●では、〇〇のところに入る言葉は何か?答えは“匂い”です。「幾つかの施設を見学に行ってつくづく感じたことなのですが、いい施設かどうかは、施設に流れる“匂い”ですぐに分かりますね」「・・・・“匂い”ですか?」「はい、匂いです。うまく言えませんが、介護施設のように、沢山の高齢者が集う“生活の場”では、様々な匂いがするのが或る意味、当たり前なのかもしれません。そんな中、異臭をさせないって、実は凄い気遣いと努力なんじゃないか、と。ふと、その言葉が頭に浮かんできて以降、その視点で幾つかの施設を見てみたのですが、やはり、安心できそうな施設は共通して“匂い”が違うように思いました」、、、、
●Aさんの言葉、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?“匂い”というキーワード、一度、幹部の皆様と共に、突き詰めてディスカッションしてみても悪くないかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都心で打合せ&デスクワーク。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。