おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
昨日触れさせていただいた
“混合介護”
に関する議論も行われた、
先週10日の未来投資会議。
資料を読む中で、安倍首相の言葉がとても
印象に残りました。
↓
「これまでの介護は、目の前の高齢者ができない
ことをお世話することが中心でありまして、
その結果、現場の労働環境も大変厳しいものでも
ありました。
これからは、高齢者が自分でできるようになることを
助ける
“自立支援”
に軸足を置きます。
本人が望む限り、介護が要らない状態までの回復をできる
限り目指していきます。
見守りセンサーやロボット等を開発し、そして導入し、
介護に携わる方々の負担を軽減するとともに、
介護現場にいる皆さんが自分たちの努力や、あるいは能力を
生かしていくことによって、
要介護度が下がっていく達成感を共に味わうことができる
ということは、
“専門職としての働きがい”
につながっていくということではないか、とこのように
思います。
スピード感をもってパラダイムシフトを起こすため、
特定の先進事例を予算などで後押しするだけでなく、
医療や介護の報酬や人員配置基準といった制度の改革に
踏み込んでいきます。
目標時期を明確にし、そこから逆算して実行計画を決めます。
関係大臣は、議員から提案された具体的な施策と年限を
踏まえて検討を進め、
直ちに施策を具体化してもらいたいと思います。」
・・・・・・・・・・・
是非、皆様思い思いに“感じて”&“考えて”いただき
たく、
この場でのコメントは控えさせていただきますね。
※10日未来投資会議の詳細情報はこちら
↓
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201611/10mirai_toshi.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■人の心にインパクトを残すロジック。
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●昨日ご紹介させていただいた、ビジョンムービー。その後、中国地区のメルマガ読者様より、「以前、原田さんがセミナーで話されていた、何とかっていう学習定着率の話を思い出しました」という、思い出したのか思い出していないのかよく分からないような^^、とても愉快な反応をいただきました(でも、お忙しい中、記憶の片隅にでも残しておいていただけていること自体は素直に嬉しいです^^)。ひょっとすると同じような方もいるのかなぁ(?)と思いつつ、今日は、その方が片鱗を思い出して下さったロジックをあらためてご紹介させていただきます。“ラーニング・ピラミッド”という概念についてです。
●“ラーニング・ピラミッド”とは、US National Training Laboratories(アメリカ国立訓練研究所)により導出された概念で、「受講⇒読み書き⇒視聴覚⇒デモンストレーション⇒グループ討議→実体験⇒人に伝える(=先生になる)」この順番で学習定着率が高まる、というロジックです。一般的には研修効果を高めるために活用される概念であり、研修会社や人事部がよく参考にする論なのですが、異なる視点で見ると、これは「人の心に情報を強く印象づけるためのロジック」という意味で捉える事も可能です。その意味では今回のビジョンムービー、恐らく2次元の世界ではMAXの効果創出にあたるであろう“視聴覚”“デモンストレーション”の辺りを意識して制作したものだ、とも言えるかとも思います(事実、このサービスを開発する際には、本ロジックも頭に置いて検討を進めました)。
●このラーニング・ピラミッド、今回のように、多くの介護事業者が悩んでいる“採用”“定着”の分野においても様々応用を効かせる事が出来るかもしれません。では、一体、どんな応用方法があるか?一度、あらためて考えを凝らしてみても面白いかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝から富山市内で打合せ。
午後は富山銀行様主催のセミナーで講師を
務めた後、
2社との個別面談を経て、
明日の仕事場の最寄り、大阪へ最終電車で入ります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。