おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
最近、いきなり寒さが強まってきましたね。
秋と冬の真ん中のようなこの時期、
どんな格好をすればよいのだろうか、
と、つい迷ってしまいますが、何より
“体調優先”
と、マフラーとコートを持参して、
状況に応じて脱いだり着たりしながら日本全国を
動き回っている今日この頃です。
(おかげで荷物がいつも以上に重たいですが^^)
年末まであと2ヶ月弱、
互いに体調にはくれぐれも注意して過ごして
まいりましょう^^
では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■「現場の風紀を維持するには?」面白い意見交換を行いました。
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●先日、中四国地区の介護経営者3名と議論を行う中で、ある理論を題材に、話が大いに盛り上がったことがありました。今日は、その時の内容を皆様にも共有させていただきます。シンプルだけれどとても奥が深い、「介護現場と割れ窓理論」についてです。
●「割れ窓理論」、ご存知の方もそうでない方もいらっしゃるかと思います。ちなみに、ネットで「割れ窓理論」と検索すると、以下のような解説が出てきました。
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軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが提唱した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。“ブロークン・ウィンドウ理論”“破れ窓理論”ともいう。(以上、ウィキペディアより)
●この理論を一躍有名にした立役者は、恐らく1994年にニューヨーク市長に就任したルドルフ・ジュリアーニ氏ではないでしょうか。元検事、というキャリアを持つ彼は「ニューヨークを家族連れにも安心な街にする」と宣言し、ケリング氏を顧問にむかえ、「割れ窓理論」にのっとって“落書き”“未成年者の喫煙”“無賃乗車”“万引き”“違法駐車”等、いわゆる“軽犯罪”と見なされるものを厳格に&徹底的に取り締まる方針を打ち出しました(ゼロ・トレランス(=不寛容)政策、とも呼ばれていましたよね)。その結果、彼が就任してからわずか5年間の間に、殺人は67.5%、強盗は54.2%、婦女暴行は27.4%も減少したそうです。
●意見交換の内容は「この“割れ窓理論”を介護現場にあてはめてみたらどうなる?」「職場の風紀を維持するために、我々の職場の中で“割れ窓”にあたるものって、一体何だろう?」というものだったのですが、その場では、“服装の乱れ”“記録書類の杜撰さ”“遅刻の多さ”等々、様々な視点が炙り出されていました。なるほど、なるほど、と相槌を打ちながらその光景を興味深く見ていた私は、ひとしきり意見が出し切られた頃合いを見計らい、最後に次の質問を投げかけました。「いろいろ出てきて面白いですよね。じゃぁ最後に、敢えて優先順位を付けるとするなら、一番風紀に影響を及ぼすものって何ですかね?」その結果、皆の意見が満場一致(と言っても3人ですが^^)で一つに集約されたのがとても興味深かったです。
●では、満場一致となったその“答”とは、一体何か?せっかくですので、是非、皆様にも一度、個々で考えてみていただければと思います。答は明日、お伝えさせていただきますので、是非、自分なりの最重要“割れ窓”を抽出してみて下さいませ^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝8時から大阪で打合せ開始。
以降、3件の打合せを経て、夕方に米原(滋賀)にて
最終5件目の打合せ。
その後、明日の面談地である松山(愛媛)へ向かいます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。