おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
いよいよ先週末の15日、塩崎厚生労働大臣を
本部長とした
“「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部”
の動きが始まりましたね。
(それにしても、ネーミングは若干微妙な気が^^)
2018年法改正にも関連してくるこの動き、
是非、皆様にも動きを注視しておいていただき
たいと思います。
※「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部
第1回資料
↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syakaihosyou.html?tid=368203
では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■ヤマト運輸の配送車は何故、車高が高いウォークスルー車なのか
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●先日、九州地区の介護経営者と意見交換していた折、“社員を大事にする経営とは”というテーマに話が移り、その中で、私が本で読んだ、とあるエピソードをご紹介させていただいたところ、「これって、よく考えれば凄いことですよね。簡単なようで真似できない。この会社の強さを象徴するかのような話ですね」という反応をいただきました。今日は、その際に触れさせていただいたエピソードを皆様にもご紹介させていただきたいと思います。ヤマト運輸の宅急便配送車に関するお話です。
●皆様も日頃よく目にするであろう、ヤマト運輸の宅急便配送車。あの車、若干車高が高く、かつ、社内を腰を曲げずに歩き回れるウォークスルー車になっているそうなのですが、この開発動機が決して「沢山荷物を積める」という効率重視の視点ではなかったことを始めて知った時、私は軽い衝撃を覚えました。彼らがこの車を創った理由、それは、
- 安全管理上の理由(=配送途中に運転席側からしか出れない状態になると、より危険が増すので、助手席側からも出やすい設計にした)
そして、何より、
- セールスドライバーの腰痛防止(=かがまずに運転席から荷台まで移動できるような設計にすることで、日々の腰痛発生を防ぐ)
が最大の理由なのだそうです。
●社員の日々の業務を見つめ、彼らの負担やリスクを考える中、独自の視点を盛り込んだ特注車まで創ってしまう。何とも、ヤマト運輸の経営姿勢が表れたエピソードだと思いませんか?
●「介護は現場が命」「そこで経営者の代わりに頑張って働いてくれている社員を大事にしたい」という気持をお持ちの経営者の皆様は、特に介護業界には多く存在していると思います。“神は細部に宿る”という言葉がありますが、皆様のそのような熱い想いは、しっかりと現場に伝わっているでしょうか?現場の隅々にまでその姿勢が落とし込まれ、一つ一つの“細部”に皆様の経営哲学が反映されているでしょうか?人財不足が叫ばれる折、一度、そんな視点で社内を再点検してみても悪くないかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日と明日は、介護業界に新たなソリューションを
提供しようと頑張っていらっしゃる、
某エンターテイメント系企業様の集中部門研修を
1泊2日の合宿形式で行います。
介護施設向けに営業を行っている全国の営業マン
約70名程が東京に集結し、
介護業界の最新情報をインプットしたり、
日頃、現場で感じている疑問や関心事について意見交換
を行うと共に、
「この場で得た情報・知識をどう現場の営業に活かすのか?」
について参加者全員でディスカッション&アウトプットし、
次の半年間の営業活動に活かしていく。
全体を取り仕切るファシリテーターとして、最大効果を創出
出来るよう、気合を入れて臨みます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。