[ケアビジネスSHINKA論 Vol.776]

最近、特に強く感じる事。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

先週は1週間、ほぼ関西エリアに張り付き。

研修やら面談やらを繰り返していました。

今週は、本日、千葉県にてセミナーを行った
あと、

夜の便で北九州に入り、

その後、九州を南下します。

今週も出会う皆様に期待以上の価値を提供
出来るよう、

気合を入れつつ、楽しみながら頑張って
まいります!

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■最近、特に強く感じる事。
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●最近、セミナーや研修活動と共に意識して工数を増やしているのが、過去、私のセミナーや研修に数多くお越しいただいている方々を対象とした「個社訪問」。目的は、「前向きで進化志向の介護経営者が今、最も求めている事を、皆様が日々過ごされている場所にお邪魔し、同じ空気を吸いながら、“頭”だけでなく“心”で感じ取る」ためです。セミナーや研修での私の立ち位置はどちらかと言うと“話し、伝える”事が中心ですが、個社訪問ではどちらかと言うと“お聞きし、感じ、それについて意見交換しつつ、お役立ち出来そうな情報を提供する”事。始めてまだ1か月弱ですが、非常に勉強になると共に、インスパイアされることも大変多く、かなり刺激的な時間を過ごさせていただいています。

●そんな中、最近、あらためて特に強く感じるのが、“ミッション(理念)経営”の重要性と難しさ。現場で働く職員の質がそのままサービスの質を形成する介護の仕事において、法人のミッションを体現する職員を如何に数多く保有できるかが、その法人の未来を左右する“最重要戦略課題”の一つと言っても過言ではなく、その点を重視している介護経営者がとても多い、ということをつくづく実感しています。また、ミッション(理念)経営は人を惹きつけ、職場としてのやりがいを高める、という点において、「人財確保」「定着」にもダイレクトに大きな影響を及ぼすものでもあり、その意味においては今後、益々重視の傾向が強まることは自然の流れなのかもしれません。

●とはいえ、“ミッション(理念)経営”とは、ただ単純に“ミッション(理念)”を掲げておけば実現出来る、というものではありません。「経営陣の心構え(覚悟)」「見える化(=如何に分かりやすく伝えるか?)」「浸透(=ミッション(理念)を体現する職員を如何に増やすか?)」等々、幾つかの段階・要素が最適化されてはじめて機能し始めるものであり、その意味において、様々な工夫や戦略的なアプローチと共に、相当の資源配分が求められてきます。

●どこまで行っても“人の力”に頼る部分が大きい介護の仕事だからこそ、“ミッション(理念)経営”の重要性を認識されている方々が多いのも頷けるところです(かつ、一筋縄ではいかない、と悩まれる方が多いのも頷けるところです)。比較的、その手の情報発信をさせていただくことも多い我々ですが、今後、更に意識して情報をお伝えしていきたいと思います。同時に、「うちではこんな工夫をしてうまく行っているよ」等の情報がございましたら是非、お聞かせ下さいませ。時間を調整し、直ぐにでもお邪魔させていただきます^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、千葉県市川市にてセミナー。

その後、北九州へ移動します。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。