おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。
今週は、明日から土曜日まで関西出張。
大阪はどんどん蒸し暑くなってきているのでは
ないか、と思いますが、
今週も、暑さに負けないぐらいの“熱さ”で
頑張ってまいります^^
では、早速ですが、本日もメルマガの中身に入らせて
いただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■当たり前になっていることをあらためて考え、インスピレーションを得る。
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●先日、北陸地区の介護経営者、及び現場幹部数名とご家族対応についてお話させていただく機会があったのですが、その際、例の如く(?)感じるころがあり、意見交換の中で、とある質問を投げかけさせていただきました。その瞬間、場の空気が固まり、そのあまりの固まり具合に「まずかったかな、、」と思わず私自身もたじろぎかけたのですが^^、その後、参加者のマインド面に徐々に変化が生じたのか、議論の質が変わり始め、最終的にはとても素晴らしい結論に着地することが出来ました。今日は、その時に私が投げかけたご質問を皆様にも共有させていただきたいと思います。議論に参加されていた方曰く、「とても当たり前。でも、あらためて聞かれると思わず考え込んでしまうぐらい深く、新鮮な」言葉だそうです。
●私が口をはさんで投げかけた質問は次の通りです。「皆さんはご利用者・ご家族から、10倍のお金を喜んで払っていただけるだけの専門性とサービスを有していますか?」言うまでもない事ですが、介護保険適用の場合、1000円ご利用者・ご家族からいただくということは、会社に1万円の売上が立つ、ということです(1割負担の場合)。「もし、国から9割の9,000円が入ってくるのではなく、ご利用者・ご家族から10割満額の10,000円をいただく仕組みに切り替わったとしたら、果たして自社は、今のご利用者・ご家族から選ばれるだけの専門性とサービスを有しているだろうか?“ウチは1万円以上の価値を提供している”と胸を張って言えるだろうか?」自問自答してみると、意外にドキッとされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
●「いつも本当にお世話になっています」「皆様のお蔭で、本当に助かっています。感謝しています、ありがとうございます」ご利用者やご家族からよく頂く言葉です。確かに、日常生活を過ごす中に於いて、自分達がカバーできない部分を介護事業者がカバーしてくれている、という観点に立てば、「本当にお世話になっている」という気持がご利用者・ご家族に湧いてくるのも或る意味、よく分かる気がします(自分事に置き換えてみれば尚更そう思います)。しかし、そのための対価が「1,000円」ではなく「10,000円」だとしたらどうでしょう?仮に月10回ご利用があるとした場合、「月に10万」喜んで払っていただけるようなサポートやサービスが、皆様の事業所では構築出来ているでしょうか?
●介護事業を単純に「サービス業」と位置づける事については、様々、異論がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし今後、顧客ニーズの変化を含め、益々そのようなエッセンスを意識していくことが存続・発展のために必要となってくるとするならば、果たして自社の現状はどのように評価できるでしょうか?一度、それをテーマに、社内で意見交換してみても面白いかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、都心で打合せ&デスクワークです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。