おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の鈴木です。
今週もよろしくお願い致します。
今週は、九州セミナーです。鹿児島からスタートして
5都市を回らせて頂いています。
今回も、それぞれの地域で熱意をもってサービスを提供
されている魅力的な経営者に沢山出会っています。
改めて、縁には感謝します。
そこでの共通の課題に、やはり人の問題はあります。
3月7日の担当課長会議の内容も人に関するものが目立ち
ますので、
しっかり追いかけていきたいと思います。
では、メルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■「豊かな高齢社会」に老舗菓子店も取組む
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●赤坂「とらや」ギャラリー(東京ミッドタウン:東京都港区赤坂9)で「豊かな高齢社会」をテーマにした第36回企画展「いつまでも甘くたのしく」が始まりました。開催時間は11時から21時。5月30日までの開催で入場は無料です。虎屋は2001年から慶友病院と和菓子を通じた交流を重ねてきたそうですが、2013年から慶友会老年学研究所(港区元赤坂)の協力のもと「豊かな高齢社会のために貢献できること」を考える取り組みを行ってきているとのことです。
●同展では、高齢社会の基礎知識や「こんなものがあったらいいのに」という高齢者のアイディアなどをイラストとともに紹介。同展に合わせて「―フツーの高齢者のみなさんが考えました―いちばん未来のアイディアブック」(木楽舎)の先行販売も行うそうです。期間中、高齢者も食べやすいように作った新しい菓子を販売するほか、隣接の喫茶「虎屋菓寮」では写真家が撮影した高齢の人たちの写真展示も行うとのことです。広報担当者は「さまざまなイメージを持たれる『高齢社会』だが、本展を通じ、どの世代と比べても多様性にあふれている高齢者の姿から、年を重ねることの豊かさを感じていただければ」と話しています。
●確かに、さまざまイメージがある高齢社会。中にはネガティブなイメージが存在することもあるかと思いますが、虎屋さんの「豊かな高齢社会」というテーマからはポジティブで前向きなイメージが伝わってきます。これは、大きな社会貢献になっていることに他なりません。あくまでも表層的な情報の所感で、虎屋さんの深い思い、あるいは戦略は知る由もありませんが、「自社の得意分野」×「豊かな高齢社会」から新しい価値が生まれていることは事実です。
●こうした「自社の得意分野」×「豊かな高齢社会」という切口は、今後も出てくるとは思います。そこで、大切なことは何を持って「豊かな高齢社会」とするかという定義でしょう。虎屋さんは先に紹介した「多様性にあふれている高齢者の姿から、年を重ねることの豊かさを感じていただきたい」という当たりにその本質を感じます。この定義をそれぞれどう位置づけるか。そこに各企業の差異が生じて、社会に対する価値評価も変わってくるものと推察されます。「豊かな高齢社会」。この定義は一度整理しておくといいかもしれません。
http://roppongi.keizai.biz/headline/3656/
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
又、ご意見等もお聞かせ下さい。
今朝はお付き合いいただき、ありがとうございました。