[ケアビジネスSHINKA論 Vol.681]

あらゆる事業活動を合目的的に捉え、最大効果を創出させる。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の原田匡です。

先日、弊社が企画・販売している

“科学的介護経営CD/DVDシリーズ”

の新たなインタビュー先法人様として、

地域包括ケアの元祖・生みの親である

“こぶし園”

様にご協力いただけることが決定した、

ということをご報告させていただきましたが、

その次の新たなインタビュー先企業として、

千葉県下で介護事業を展開する

“株式会社楽天堂”

様にお話をうかがえることが昨日、決定致しました。

他業界の様々な経営ノウハウを取り入れ、

自社のサービスを革新させながら、

“新しい介護”
(同社のHPの最上段に書かれている言葉)

を日々、追及・実践されている姿は、

多くの事業者様に様々な刺激や気付きをご提供
いただけるもの、と確信しています。

決定したインタビュー日時が、ちょうど同社内の、

“社内技術コンテスト”

終了直後となるので、

私自身、更なる気付きをいただけることを楽しみに
しています。

科学的介護経営CD/DVDシリーズの中核コンテンツ

“先進事例インタビュー”

では、様々な法人の理念や具体的活動に焦点をあて、

皆様の今後の経営のヒントにつながる情報を提供
しています。

成長・進化を志向する全国の介護経営者・幹部の
皆様にお役に立つべく取り組んでおりますので、

関心をお持ちいただける方々には、是非、お申込
を検討いただければ幸いです。

http://carebp.com/landing/kaigo-series/

では、今日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日のSHINKAのテーマは、

「事業活動の品質向上」についてです。

今日の視点──────────────────────────────
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■■あらゆる事業活動を合目的的に捉え、最大効果を創出させる。
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●自社で介護事業を展開しつつ、初任者研修の教育事業にも取り組まれている、某北日本地区の介護事業者様の話です。(偶然ながら、昨日も北日本地区の企業様の事例を紹介させていただきましたが、同じ企業様ではありません。)

●近隣の町と合わせても3万人強の人口しかない地域で従業員約100名を抱える同社は、年間1200時間の研修を社員に提供する(これでも「まだ足りない」とおっしゃっていますが)等、「人財育成」に大きな力点を置いています。

●例えば、上述の初任者研修事業。取り組まれている多くの法人は、純粋な「教育事業」という側面と「人財確保」の側面、2つの側面を目的に据えて展開されている企業が多いかと思いますが、同社では、この2側面と共に、「既存人財の育成」という3つ目の目的を据えています。

●「人に伝える技術が身につくだけでなく、介護の仕事を志している、真っさらな方と“講
師”という立場として触れ合う中、この仕事に対する誇りであったり、自分が何故この仕事
を始めたのか、の原点に立ち戻る事が出来る。しかも、収入も増やすことが出来る。これほ
どの人財育成の場はない、と思っています」同社経営者の言葉です。

●勿論、この場を人財育成に活用しようと思えば、通常以上の仕掛けや取り組みが必要となります。目的・目標を明確にし、その実現のために必要な要素を洗い出し、活動の中に散りばめる必要があるでしょう。(この部分は是非、皆様の中で考えてみていただければと思います^^)

●「あらゆる活動を合目的的に捉え、最大効果を創出させる」-概念としては分かっているものの、どこまで実際の事業活動に落とし込めているでしょうか?全ての事業活動には、その活動を行う為の「目的」があります。この活動を行う目的は果たして何なのか?その目的を達成する為の適切なプロセスが構成出来ているだろうか?自社の活動を「科学」する一つの視点として、あらためて、点検してみてもいいかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番の電車で長野県の松本市へ移動。

その後、明日のセミナー会場である石川県金沢市へ
向かいます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。