おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。
先日、
“ヘルスケアREIT”
の動きに関する、
興味深い記事が出ていましたね。
是非、皆様にも内容を共有致したく、
本日のメルマガでご紹介させていただき
たいと思います。
日経オンラインからの抜粋です。
“ヘルスケアREITの上場相次ぐ”
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高齢者向けの施設の市場拡大を見据え、
有料老人ホームや高齢者専用マンション
などを投資先とする不動産投資信託(REIT)
が相次ぎ上場している。一般的に
“ヘルスケアREIT”
と呼ばれる。
投資家の資金や銀行からの借入金を元手に
高齢者向けの施設を購入する。運営は業者に委託し、
その賃料収入や施設を第三者に売却した
利益を投資家に分配する仕組みだ。「CCRCは未開拓で競合相手の少ない
分野」。7月に上場したREIT、
ジャパン・シニアリビング投資法人(証券コード
3460)の運用会社の藤村隆社長は元気な高齢者の
受け皿として広がるCCRCに注目する。保有する14施設は介護付き有料老人ホームなど
だが、CCRCも4件ある。
選別や価値向上にあたり、
事業会社の株主に当たる設立主のケネディクス(4321)
や新生銀行(8303)などからノウハウの支援を受けて
いる。投資先である保有施設には月額入居費用30万円台と
比較的裕福なシニア向けもあるが、藤村社長は
「高齢化の進行とともに今後は中間所得層向けの
CCRCのニーズが爆発的に増える」と見る。
全国で施設の取得を進め、
現在約280億円の物件保有額を3年間で1000億円
規模にまで増やす計画だ。病院や診療所など投資先の分散も強化するという。
日本発のヘルスケアREITとして2014年11月に
上場した日本ヘルスケア投資法人(3308)は、投資家への特典として、
投資先である高齢者施設を運営する業者のサービス
利用料割引や体験宿泊できる無料券を配布している。15年10月末には特定の運営企業の施設入居者に
5万円相当の家具をプレゼントする優待を追加した。「シニア層だけでなく将来的に親の入居を考えて
いる40~50歳代の注目度も高い」という。
オフィスや商業施設など通常のREITは賃料収入
が景気変動に左右されやすいが、ヘルスケアREITは運営企業と長期の賃料契約
を結ぶため、収益が安定している。
高齢化で介護市場の成長期待も大きい。
ただヘルスケアREITの投資口価格は低迷して
いる。介護事業大手のメッセージ(2400)の介護施設
で入居者への虐待が発覚し、投資家心理を冷やした。
野村証券の荒木智浩リサーチアナリストは
「介護施設は事件や事故のリスクを抱えており、
投資する上ではきちんと法令順守がなされて
いるかなどの見極めが必要だ」と話している。
※引用元サイト
↓
http://www.nikkei.com/money/features/29.aspx?g=DGXLASFZ17H1Y_18112015K15300
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ヘルスケアREITについては2014年11月
に
“日本ヘルスケア投資法人”、
2015年3月に
“ヘルスケア&メディカル投資法人”、
そして、文中にある通り、2015年7月に
“ジャパン・シニアリビング投資法人”
が上場しており、
今後、本分野においては、今後、
益々の活況が予測できるかと思います。
そんな中、個人的には、
“現在約280億円の物件保有額を3年間で
1000億円規模にまで増やす計画”
を持っているジャパン・シニアリビング投資
法人 藤村社長の言葉、
“高齢化の進行とともに今後は中間所得層向けの
CCRCのニーズが爆発的に増える”
という言葉が心に残りました。
ヘルスケアREITの上場としては3番目、
というポジションから、
他社とは違ったポジショニングも検討している
のかもしれません。
“我が町でCCRCを展開したい”
とお考えの法人様にとっては、
少し頭に残しておいた方が良い情報かも
しれませんね。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は、都心で終日、打合せが続きます。
今週は、平日はずっと東京、
週末土曜日から西日本行脚です。
(福山→博多→佐賀→長崎→北九州→沼津
→東京)
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。