[ケアビジネスSHINKA論 Vol.627]

秋田県の取り組み記事を読んで、頭が派生してしまいました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

最近、各地、特に都心以外のエリアの介護経営者
とお話する中で、

“CCRC”

が話題に上がる事が多くなってきています。

そんな中、自治体をあげて

“CCRC”

の推進に取り組もうとされている事例の記事が
目に入りました。

参考として皆様に共有致したく、

本日のメルマガで皆様にご紹介させて
いただきたく思います。

秋田県の取り組みです。

“どうする地方創生 あきた未来総合戦略”

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本県の人口に占める65歳以上の割合を示す
高齢化率はことし、

統計が残る1975年以降で最高の33.6%となった。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、

2040年には43.8%に達する。

人口減少とともに進む超高齢化社会に対応するため、

県が新たに取り組むのが高齢者向けケア付き共同体

“秋田版CCRC”

だ。

米国発祥のCCRCは

“継続的なケア付きリタイアメントコミュニティー”

の略。

政府の有識者会議は日本版CCRCを

“生涯活躍のまち”

と名付けた。

高齢者が元気なうちに移り住み、

地域の仕事や生涯学習への参加を通じて、

健康で活動的な生活を送ることを目指す。

ただ、国から自治体への財政支援など制度の
詳細はまだ決まっておらず、

秋田版CCRCの考え方も明確に定まっていない。

今のところ県は、

整備エリアによって市街地型と郊外型の2パターン
を検討する方針。

首都圏で予想される高齢者の急増を見据え、

退職者らの県内移住を促進するほか、

豪雪地域で暮らす県内高齢者らも対象とする。

健康なうちに移住してもらい、

現役時代の知識や経験を生かして地域活性化や
産業振興につなげたい考えだ。

県内の市町村に導入に向けた意向調査を行った
総合政策課は

「複数の市や町が導入に前向きだった。

はじめは県央、県北、県南に各2,3カ所設けたい」

としている。

19年度までに7カ所で整備し、

計168世帯の入居を目標に掲げる。

県内では既に秋田銀行が秋田市や大学などと
研究会を立ち上げたほか、

県、秋田市、JR秋田支社の3者が連携協定を
結んで検討に入った。

県は近く県内外の高齢者を対象にCCRCに
関する意向調査を始める。

CCRCは国が旗振り役となり、

全国各地で導入が検討されている。

首都圏から移住者を呼び込むには、

他県との違いをどう打ち出し、

アピールしていくかが重要となる。

併せて元気な地域づくりには、

女性や若者の力を生かす施策も欠かせない。

※引用元サイト

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/11009

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秋田県は、基本目標として、

“「地域が住みやすい」と思う人の割合60%→80%”

“社会・地域活動の参加者割合46.4%→68.0%”

という具体的目標を掲げているようです。
(数値目標は2014年度→2019年度だそうです。
とても分かりやすいですよね)

CCRCに限らず、

各都道府県、或いは各自治体は、

“自県(自自治体)の未来をどうするか?”

について、

新たな未来戦略を描き始めています。

皆さんは、

自身が本拠とされている都道府県、

或いは自治体は、

どのようなビジョンを描いているのか?

について、しっかり情報収集されていますで
しょうか?

これらの情報は、

地域密着ビジネスを営む介護事業者にとって、

絶対におさえておかなければならない

“一丁目一番地”

とも言える情報です。

もし、現時点で未収集の方々は、

自社の発展を確たるものにする為に、

是非、しっかりと情報収集しておいた
方がいいかもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は都心に戻り、

打合せ&デスクワークです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。