[ケアビジネスSHINKA論 Vol.3057]

“強い”会社になるためにとても大切な視点かもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「過疎地の訪問介護に包括報酬を導入 厚労省案
体制維持へ事業所の選択制に」

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介護保険部会での議論内容です。

さて、どのような着地となるのか・・・・

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/40184/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“強い”会社になるためにとても大切な視点かもしれません。
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●先日、パソコン内の資料を整理している際に偶然目に入った、「老舗企業の生きる知恵」
というファイルデータ。ふと何かを感じ、おもむろに目を通したところ、

●「これは・・・・」と、あらためて大きな気付きを感じる内容に再会する機会がありました。
ちなみにその文章のテーマは、「小さな差別化を大事にする」というもの。是非、皆様に
もご紹介させていただきたく、一部文章を抜粋紹介させていただきます。以下、ご確認下
さいませ。

●「老舗企業の差別化戦略と言えば、圧倒的に市場から支持されているブランド力にある
と考えられている。ところが、老舗企業のブランド戦略をみてみると、大企業のブランド
戦略のように、大きな宣伝を打ち、認知度を高めるなどといった派手なものではない」

●「圧倒的なブランド力を全面に出す差別化戦略というよりは、むしろ、小さな差別化を
重視し、それを積み重ねることで、持続的競争優位性を構築していると考えられる。たと
えば、千疋屋総本店は高品質な果物しか扱っていないが、その果物には説明書を付けて、
顧客が食べごろの時期を分かるようにしている」

●「また、通販で商品を届けるときには、着いた翌日はちょうど美味しくなるように送っ
ているという。(中略)このようなことは、決して大きな差別化ではない。確かに派手さ
はないが、このように小さなことに見える差別化を積み重ねることが、後々、大きな差別
化につながり、結局は顧客からの高い支持を生み出すことになる」

●「というのも、小さな差別化を創る能力というのは、外見的には簡単に見えるが、そう
簡単なことではないし、誰でもが模倣出来るというものではない。小さな差別化に見えて
も、顧客ごとに適した対応を模索し、通り一遍の対応に陥らないような姿勢を持ち続けて
いる」

●「そうした考え方を従業員が共有できるような人材育成を行っているからである。老舗
企業の長期的存続の本質というのは、大手企業のような競争に振り回されずに、優位かど
うかの最終判断者である顧客のニーズに真摯に向き合い、そのニーズを長期間にわたって
満たしてきたことにあると考えられる」

●「このような老舗企業の強みは、競合他社に対して模倣不可能な“信頼”という稀少資
源を生み出すことになる」・・・・

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は新宿にて、

未来を見据えた某企業様とのリアルミーティング。

午後は同じく日比谷に移動し、

関東ケアビジネス研究会を開催。

ご参加の皆様との懇親を経て、

終了後、明日の仕事場所である豊橋(愛知)へ入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。