[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2898]

新商品・サービスを設計する上で、間違いなく“肝”の一つなのかもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

13日に開催された、財政制度分科会。

あらためて財務省の主張が明確に語られていましたね。

政治体制も変わった中、

今後、これらの主張がどのように採り上げられていくのか、

それともいかないのか?

関心を持って注視したいところです。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20241113zaiseia.html

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■新商品・サービスを設計する上で、間違いなく“肝”の一つなのかもしれません。
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●先日、四国地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。テーマは
先週の中国地区の経営者の方と同じ、「介護保険を活用しない新サービスの商品設計」に
関する話だったのですが、

●その議論を行う中であらためて、つくづく大切だなぁ、と私自身、感じたのが、「粗利
が高い商品設計をする」という意識の重要性について。

●A社長自身、セオリーに則り、粗利を高め(50%超)に設定されていらっしゃった訳で
すが、その中で「介護保険事業に比べてこんなに高い利益率を設定していいのかな?もう
少し安くしてもいいのかな?という想いも若干ありまして・・・・」とのご発言がありました。

●その言葉に対する私の回答としては、「とてもいいと思います」というもの^^大企業
のように大きな投資が出来ない(≒大量生産・販売が出来ない)環境にある中小企業にと
って、低粗利の事業は致命傷になりかねないことは皆様もお分かりではないかと思います。

●「顧客の状況を見据えつつも、その中で可能な限り高めの粗利設定になるよう意識して
いきましょう」とおススメする理由・根拠は幾つもありますが、中でも敢えて私が福祉経
営者の皆様にお伝えしたいな、と思うのは、

●「顧客に提供価値は勿論、価格面でも満足&納得していただけるよう、全力で知恵を絞
る」というスタンスが自然に生まれ→商品内容・価値が更にブラッシュアップされ→結果、
成約率も上がる可能性が高くなる、ということなのかもしれません(換言すれば、より本
気で顧客の事を考えるようになる、ということでしょうか^^)。

●介護保険の枠組みの中、他産業と比較して顧客と価格折衝を行うことがほぼ皆無、かつ、
10,000円のサービスでも「1割の1,000円で結構ですよ」「2割の2,000円で結構ですよ」
と言える福祉経営にとって、粗利を高めに設定するということは、人によってはかなり抵
抗があることなのかもしれません。

●でも、顧客にとって大切なのは、「価格」以上に「提供される価値」。勿論、絶対額と
して支払能力を超えた額を提示して売り込もうとしているならば別の話だとは思いますが、
それは単純に「提供するべき相手を間違えてしまっている」というだけのことだと思いま
す(と言いつつ、この状態に陥っている方も相当数いらっしゃいますよね^^)。

●「顧客に喜んでいただくことは勿論、その商品・サービスを提供することで自社も喜べ
る」そのような両立関係・善循環を生み出すことを何より大切にしながら、

●是非、これから更に進む超高齢社会・地域共生社会に向けて皆様がお持ちの資産(介護
スキル・ノウハウ・知識etc)から新たなWin-Winとなる価値を産んでほしいな、そして
私自身、それらを応援していきたいな・・・・そのような想いをあらためて強く感じた、私に
とっても大変有意義なA社長との一時でした^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都内の自宅にて、

午前中は4件のオンラインミーティング。

午後は「日本で働きたい!」という希望をお持ちの

“スリランカ人財”

と、日本の福祉事業者をマッチングする

“オンライン面接”

を行います。
(特定技能資格をお持ちの13名の方との面談です)

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。