おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
先月末の30日、
介護事業者連盟(介事連)は、
ケアマネジメントのあり方に関する要望書を厚生労働省へ提出したようですね。
「最優先で実行すべきは処遇改善と法定研修の抜本的な見直し」
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関心をお持ちの皆様は、下記をご確認くださいませ。
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https://kaiziren.or.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/youbou20241030.pdf
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■介護福祉事業者として、頭に置いておいた方が良い情報かもしれません(1)。
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●2024年10月27日(日)に行われた、第50回衆議院選挙。結果は自民党・公明党を合わ
せても過半数に届かず、他の野党が今までに比べて議席数を伸ばす、という結果で着地致
しました。政治関連の私見を述べることについては本メルマガでは控えていく、というス
タンスは今後も変わらず、で進めていく予定ですが、
●それでも安定的な政権運営が難しくなったであろう中、特に各党が我々介護業界に関連
してどのような公約を掲げているのか?を確認しておくことは、携わる我々にとってはと
ても大切なことなのかもしれません。
●そこで、今日・明日のメルマガでは、「2桁以上の議席を獲得し」、「今までより議席
数を伸ばした」という勝手基準のもとに選択した党(立憲民主党・国民民主党)の公約・
政策の中から、
●特に我々の業界に関連が深そうな内容について採り上げ、確認していきたいと思います。
本日は先ず、第2党として自民党との差を相当数縮める結果になった、立憲民主党の公約・
政策からの抜粋についてです(下記は参照元情報より特に特徴的、もしくは興味深いと感
じた箇所を弊社にて勝手抜粋したものです)。
●「介護崩壊を防止するため、訪問介護の基本報酬引き下げを実質的に撤回・見直ししま
す。具体的には、できる限り速やかに訪問介護事業者に訪問介護事業支援金を支給すると
ともに、次回の改定(令和9年度)を待たずに、できる限り早い時期に訪問介護の介護報
酬基準を改定します」
●「政府が検討している介護保険の負担増(サービス利用の自己負担が2割・3割となる人
の対象の見直し、ケアマネジメントへの利用者負担の導入)は、物価高騰の中では、介護
サービスの利用控えが起きて、高齢者の要介護度を悪化させる恐れがあります。物価高騰
の中では認めません」
●「介護保険制度から要介護1・2の生活援助サービスを削減することがないようにします。
福祉用具が高齢者の自立を促進し、重症化を防止していることを重視して、貸与と販売の
選択制を導入する前の制度を維持します」
●「要介護度の進行の抑制、症状の改善のための介護サービスを重視し、要介護度が改善
した場合に事業者が受け取る介護報酬が減らない仕組みを検討します」
●「若年性認知症患者の地域生活、就労支援、認知症グループホームの費用負担軽減を図
ります。具体的には、若年性認知症の人については、介護保険優先原則に縛られることな
く、就労支援や作業所、移送など障害者総合支援法によるサービスが必要に応じて利用で
きるようにします」
●「認知症になっても本人が希望すれば働き続けられるようにするため、企業が認知症に
対する理解を深め、支援者を置く等の環境を整えます」
●「家族を介護する期間が長期化した場合に介護休業の通算期間を延長するなど、介護す
る家族の立場に立って、仕事と介護を両立できる環境を整えます」「介護休業を取得しや
すくするため、介護休業中の賃金補償の拡充(毎月の賃金補償実質100%、ボーナスも一
定程度手当て)を目指します」
●「中小企業が介護休業取得者の代替要員を確保した場合に支給額を加算する「両立支援
等助成金」について、加算額の引き上げを含めた見直しを行うことを目指します」
●「在宅で介護をしている家族に対するケアを重視し、レスパイト入院(介護家族支援短
期入院)など、介護する家族が一時的に介護から解放され、リフレッシュするための支援、
カウンセリングなど介護者のメンタル面の支援を進めます」
●「介護現場の人手不足解消のために、立憲民主党が提出した「介護・障害福祉従事者の
人材確保に関する特別措置法案」を早期に成立させます」
●「政府の新たな処遇改善策への上乗せ措置として、全ての介護・障がい福祉事業所で働
く全ての職員に対し、月額1万円の処遇改善を行います」「介護従事者における、施設介護
従事者と訪問介護従事者の待遇を同等にします」・・・・・(以上、本日はここまで)
●あくまで弊社視点に基づいてピックアップしたものであるため、ひょっとすると抜粋し
た以外の箇所にも皆様にとって重要な内容が含まれているかもしれません。その意味でも
是非、下記引用元資料にも目を通されることをおススメする次第です(国の方針に大きな
影響を受ける業界の経営に携わる者として、大切なことかと^^)。
※引用元情報はこちら
↓
https://cdp-japan.jp/visions/policies2024/20
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中は東京都心にて、
5件のオンラインミーティング。
その後、千葉・船橋へ移動し、クライアントとの打合せ。
終了後、明日の仕事場である広島へ移動します。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。