[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2816]

アグレッシブな経営者が陥りがちな注意点かもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「2023年の新設「老人福祉・介護」法人は3,203社 5年連続増」

・・・・

業界にいる人間からすれば疑問を覚えるデータですが、

マクロ視点で見れば

「確かに」

と頷けなくないかもしれませんし、

新たな価値観に基づくサービス提供が行われる、

と言う観点において、

新旧の交代がより一層、進んでいくのかもしれません。

ともあれ、関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198702_1527.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■アグレッシブな経営者が陥りがちな注意点かもしれません。
■■
────────────────────────────────────────

●“恵”グループの問題について、首都圏地区の福祉経営者(A社長)との意見交換の一部
を共有させていただいた昨日のメルマガ。「“いいサービスを提供したい”という想いを抱
いて入社してきた方々を“加害者”にも、“被害者”にもしてしまう」

●「その意味でも、我々経営者という役割の“重み”“責任”についてあらためて考えさせる
一件だった」・・・・そんなところまで昨日はお伝えしましたが、実はA社長とはその他にも
色々、意見交換を行わせていただいておりました。例えば、事業拡大の是非について。

●「短期間に一気に事業拡大させることは、果たして“悪”の行為なのだろうか?」そんな
問いについても話をしましたが、我々2人の意見が一致したのは、“否(決してそうではな
い)”ということ。

●経営を進める中においては自社のミッション・ビジョンの実現に向けて“追い風”や“機”
を感じたり、このタイミングを逃さず、今までとは異なるスピード感で一気にアクセルを
吹かせよう、それが未来に向けて適切なことだ、と感じる時も決してなくはないかと思い
ます。

●その好機を掴み、企業としてのステージを上げていきたい。そんな局面に至った時、ア
グレッシブな経営者であれば、“一気に前進させたい”と思われる方もいらっしゃるでしょ
うし、それ自体は決して悪いことだとは思いません。

●ただその一方で、経営者としては常に「“目的”と“手段”を混同してしまっていないか?
(=“手段”が“目的”化してしまっていることはないか?)」という問いを常に自分の中に
持っておく必要があるのではないでしょうか・・・・

●・・・・さて、上記内容(問い)、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少
しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、一度、自社の事象にあ
てはめながら、自問自答してみていただいても有意義かもしれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪市内のホテルにて、

5件のオンラインミーティング。

午後は同市内でリアルミーティングを行った後、

ホテルに戻りオンラインミーティングへと続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。