[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2672]

本事例を自社に投影し、未来への一助としてご活用いただければ嬉しいです(3)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

訪問介護と通所介護を組み合わせた新たな複合型サービスについて、

厚生労働省は来年度の介護報酬改定での創設を見送る方針を固めたようですね。

過去から幾度も提案されてきた本アイデア、

もう通ることは無いだろうな、と感じてしまうのは、

私だけでしょうか・・・・^^

ともあれ、関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/18179/

・・・・

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■本事例を自社に投影し、未来への一助としてご活用いただければ嬉しいです(3)
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●先日、関西地区の福祉経営者(A理事長)と意見交換させていただいた時にお伝えさせ
ていただいた、恐縮ながら私個人のエピソード。定価10.5万の引越代を値切り倒したにも
関わらず、100万以上するカーテンを嬉々として買っている女性から、

●「このカーテン、前から欲しかったの。自分のマンションでこれを付けることが夢だっ
たんです」と言われた私は何を思い、何を見直す契機となったのか。今日はその部分から
始めさせていただきます。以下、ご確認下さいませ。

●定価10.5万円だった引越代金を半分になるぐらいまで値切り続けた女性が、100万円以
上のカーテンを嬉々として買う姿を見た私は、何を考えたのか。当然ですが、「カーテン
に100万払うなら、10万の引越代ぐらい払ってくださいよ!皆さんの大切な生活道具を運
ぶ仕事なんですよ!」と、この女性に対して憤りを感じた訳ではありません(苦笑)。

●私たち、サービスを提供する側と、顧客の感情との間の“ギャップ”をまざまざと感じ、
その落差に衝撃を受けたのです。「そうか!引越にお金を使うなんて、この方々にとって
は夢がないことなんだ!自分は、お客様にとって“夢を感じられない”サービスに、お金を
しっかり払ってくれ、と言っていたのか」

●「自分は、“うちは引越屋だ”と思っていたから、引越代金をどういただくかしか考える
ことが出来なかった。うちにとって引越はど真ん中のサービスだけど、お客様にとってみ
れば、引越は、“過去”と“未来”の分岐点、というより、どちらかと言うと、過去に近い方
に位置付けられているんだ。だから、そこにお金をかけたいと思えないんだ」・・・・

●・・・・さて、本日も一旦、こちらで留めさせていただきます。もし上記の私と同じ感覚を
覚えたとするなら、皆様はその後、どのようなアクションを取られますでしょうか?少し
でも興味・関心を覚えていただいた皆様は一度、時間を取り、更に“頭の体操”がてら考え
てみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は奈良県南部にて、

リアルの面談が1件。

その後、大阪市内へ移動し、

興味深い取り組みをされている某経営者のインタビューを行わせていただいた後、

少し早めの忘年会?ということで、明石(兵庫)へ向かいます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。