みなさん、おはようございます。
ケアビジネスパートナーズの尾添です。
私、51歳男子、先週末にフルマラソンに初挑戦しました。
地元で開催された神戸マラソン。
ふとしたキッカケで2年ほど前に始めたランニング、気づけばすっかりハマってしまい。
満を持して挑戦したフルマラソンの記憶を振り返りながら書いてみようと思います。
それでは本日のメルマガです!
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■■マラソンは人生そのものだ!
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◆フルマラソンはよく、人生そのものに例えられます。
よく言われるのは、42.195キロという長い距離を走り切るという挑戦だという点。
人生もまた長い道のりを歩んでいくという挑戦であり、どちらも一歩一歩進めていくことで
ゴールにたどり着くことができるというものです。
実際に出場してみて、なんとか完走しての感想は・・・そんなこと感じる余裕も無かった!笑
◆全体を通じて強く感じたのは「ボランティアスタッフや沿道の応援など多くのサポートへ
の感謝」と「自分より年上のランナーからの刺激」でした。
周囲のサポートについて、42キロ途切れることの無い応援と、かけてもらえる言葉にどれほ
ど背中を押されたことか。
よくスポーツ選手が「皆さんの応援に支えられて」と言いますが、その感情をリアルに体験
できました。
人生だって、マラソンほど分かりやすくはないかも知れませんが、長い道のりにおいて常に
応援やサポートがあるはず。
そのサポートに気づき、感謝できるかどうか。
◆そしてそして、年配ランナーの存在にどれだけ励まされたことか。
失礼ながら年齢だけでなく体型だって「大丈夫かな」と思うような人たちが、終盤になって
自分の横を次々と通過していくのです。
この体験は、悔しいというよりも「自分もまだまだ!」と感じさせてくれるものでした。
◆気になって調べてみました。
東京マラソンの過去データで、年代別の記録など詳細なデータが公表されています。
日本人男女全員を年代別の平均で比較すると、なんと20代と50代の平均タイムに大きな差
がないのです。(いずれも4時間半前後。)
参加者には実業団や陸上部(学生)なども含まれるでしょうから、純粋な市民ランナーとし
て比較すれば50代のほうが勝っているのではとも思えます。
もちろん、ある程度走れる自信がある人しか参加しないのでしょうが、体力や身体の能力で
考えれば20代のほうが圧倒的に有利なはず。
それゆえ、良い意味での驚きのデータです。
◆20代に無くて50代にあるもの・・・そう考えた時に思いつくのは「経験」です。
今回、前後半のハーフを比較してみると、私は後半に1.5倍以上の時間を要しました。
いわゆる「飛ばしすぎ」「ペース配分のミス」です。
次の機会にはペースを考えるでしょうし、そして、またそこで新しい課題が見つかるはず。
今回の挑戦前にはYouTubeで関連動画を多数視聴し、フォームや靴選びからテーピングの貼
り方まで、またラスト10キロの心構えなど想像しながら頭に入れ込みました。
その時の学びは、実際に挑戦することによって貴重な経験値となっています。
そして今後、下降線をたどっていく体力・身体能力を維持しようと務め、己の現状を知り、
ベストパフォーマンスを出すための方法を覚えていくのでしょう。
そんなことを繰り返すうちに、常に自分が出せるベストを発揮できる術を学んでいくのだと
思います。
◆これこそ人生!
どれだけ挑戦を行い、その成功や失敗から学んで次に活かしてきたか。
こういった経験こそが少しでも長く生きてきたものが持ち得る武器になるのだと思います。
逆に考えれば、経験値すら持たずに若い人に挑むこと自体が無謀というもの。
「経験から学ぶんだったら、それこそ若者の方が使える時間的にも有利じゃないか」などと
言うなかれ。
ベテランは、経験から己を知り・活かすという「経験」を積んできているのです!
ただ何かに挑戦する(した)ことだけを経験というのではなく、その挑戦を次に活かすとい
う経験こそが価値。
その意味で、新しい挑戦は何歳になっても遅いということは無いのです。
◆人生は、いつまでも挑戦の連続です!
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ちなみに、2023年神戸マラソンの大会結果速報が出ています。
・出走者数 20,366人
・完走者数 19,579人
・完走率 96.1%
参加した全ての皆さん、ナイスランでした!
そして関わった全ての方々、ナイスサポートでした!!
今週もお疲れさまでした。
ステキな週末をお過ごしください!