[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2466]

マザー・テレサのメッセージ

みなさん、おはようございます!
ケアビジネスパートナーズの尾添です。
3回目のメルマガは、マザー・テレサの話です。
その名前を知らない人はいないと思いますが、「何をした人?」と聞かれると、子供
の頃に読んだ本の記憶しか出てきません。
マザー・テレサに関して多くの実績や有名な話がありますが、今回は、とある日本人
女性とのやりとりに関する話です。

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それではどうぞ!

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■■マザー・テレサのメッセージ
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◆マザー・テレサ
子供の頃に伝記を読んで以来、これまで意識して目にすることがありませんでした。
インドで生まれ、その生涯を恵まれない人々への活動に捧げた偉大なる人物であり、
1979年にノーベル平和賞を受賞したことでも知られています。
彼女のメッセージは様々な形で広められ、我々に多くの気づきを与え続けています。
『愛することの反対は無関心』という言葉は日本でも有名ですね。

◆ふとしたキッカケでマザー・テレサのことが気になりました。
福祉業界に身を置きながら、よく考えたら彼女については子供の頃に伝記として本を
読んだ内容程度の知識しかありません。
ネット検索するだけで様々な情報が得られたのですが、改めて知ると・・・凄いという
言葉しか出てきません。
彼女は強い信念をもち、その信念を貫き続けた人であり、そこに驕りや虚栄心はな
く、ただ自分の使命を知り、使命に従って活動し続ける姿がありました。

◆心洗われる思いで彼女に関する記事を読み進めるなかで、とても考えさせられる
内容があったのでご紹介します。

◆マザー・テレサの活動に感動・共感したある日本人女性が、日本での仕事や生活を
全て投げ打って、インドで活動するマザー・テレサのもとに出向き、一緒に働かせて
欲しいとお願いする話です。
『私はテレサの生き方を尊敬しています。ここでボランティアをさせてほしい。懸命
に働きますから。』
日本人女性はマザー・テレサにそう訴えたそうです。

◆それに対してマザー・テレサはこう答えました。
『この国へ来て、私たちと同じように生涯をかけて貧しい人たちの為に活動したいと
いうお気持ちがあるのなら、それをあなたは、あなたの国で行うべきです。あなたの
国には、貧しい人や困った人がいないのですか?
あなたの隣人をまず助けなさい。
あなたのそばで、あなたの助けを待っている人がいるはずですよ。』

◆その日本人女性は帰国し、家族や友人、地域の人たちのために献身的に生きる道を
歩み始めた、と記されていました。
マザー・テレサはもちろんですが、その日本人女性も素晴らしいですね。
いったいマザー・テレサの言葉に何を感じ、その時に頭に浮かんだのはどんな身近な
景色だったのでしょうか。
その女性が日本でどのような活動をしたのか詳しい情報はありませんでしたが、きっ
と何人もの人を助け、幸せにするお手伝いをされたのだと思います。
もしかしたら、我々の身近なところにいらっしゃったのかも知れませんね。

◆自分は、今の仕事や活動に信念や情熱、やりがいを持てているだろうか。
◆本当にやるべきことを理解し、取り組めているだろうか。
◆身近にある幸せや喜びに気づき、感謝できているだろうか。
そんなことを考えさせられる話でした。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
子供の頃に学校で学んだ偉人の伝記、マザー・テレサ以外にも改めて学びなおしたい
なぁと感じます。
日々勉強、一生勉強、ですね。

みなさん今週も本当にお疲れさまでした!
どうぞステキな週末をお過ごしください!!