[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2419]

こういう人財確保の取組、一考の余地があるかもしれません(2)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

昨日からいよいよ、11月に突入しましたね。

一気に冬模様に塗り替えられつつある昨今ですが、

体調には気を付けつつも2022年の終わりまであと約2カ月、

何とか

“終わりよければ全て良し”

の精神(?)で^^、
(ここまでの10カ月がダメだった、などということでは全くなかったので、
日本語の選択としておかしいですね、すみません^^)

いずれにしても“楽しみながら”乗り切ってまいりたいと思います。

・・・・

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■こういう人財確保の取組、一考の余地があるかもしれません(2)。
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●人口減少・超高齢社会等が著しい郊外地域において、そもそも事業として構造的に成り
立たなくなりつつある業種も少なからず存在する中、「労働移転」を試みようとされてい
た東北地区・A氏の取り組み。

●人員整理に着手せざるを得なかったB社・C社長からその苦しい胸の内を聞いたA氏に浮
かんだアイデアとは一体何だったのか?本日はその続きをご紹介させていただきたく思い
ます。以下、ご確認下さいませ。

●B社で雇用が難しくなってきた方々に、うち(A社)で働いてもらう事は出来ないだろ
うか?それが実現できれば、互いの法人や地域にとって有益なのではないだろうか?」
これは面白いかも知れない、と思ったA社長はひとしきり考えを巡らせた後、C社長にそ
のアイデアを持ちかけました。

●一方、厳しい状況であることは間違いないものの、顧客、という意味でも、労働力、と
いう意味でも、地域で長年お世話になってきたC社長にとって、人員削減は不可避な経営
施策であることは頭では十分理解出来る&有効な施策であることは分かりつつも、なかな
かその一歩を踏み出せずに悶々とされていました。

●特に、従業員を大事に思ってきたC社長の中には、「経営者としては人員削減を実行す
るのが正解なのだろう」

●「でも、こんな厳しい地域経済環境の中、我が社をリストラされた従業員たちは一体ど
うなってしまうのだろう?共に汗を流してきた従業員が路頭に迷う状況は絶対につくりた
くない」という想いが逡巡し、ここ数年ずっと頭を悩ましていた、という状況もありまし
た。

●そんな中、A社長から持ちかけられた提案は耳を傾けるのに相応しい内容であり、2人
は早速、協議を開始。連携に向けたステップとして、先ずはC社長から社員に向けて次の
内容(4点)を誠意をもってお伝えいただくところから始めてはどうか、という合意に至
ったそうです。

●「(1)経営環境が益々厳しさを増す中、現状の雇用を守り続ける事が難しくなってき
ている事」「(2)一方、今まで頑張ってきてくれた方々の未来に対する考慮・配慮もな
しに解雇する事は、会社としては何としても避けたい事だと考えている事」

●「(3)上記(1)(2)の想いがグルグル頭の中を巡る中、なかなか具体的なアイデ
アが浮かばず、リストラを決断・着手できずにいたが、同じ地域にあり、経営仲間として
も信頼している介護事業者の経営陣と話し合いを重ねる中、「我が社を早期退職する方の
中で、希望される方に対しては、A社で働くことを可能にする」というアイデアを思いつ
いた事」

●「(4)A社は財務体質も健全であり、安定的な企業である事。そして何より今後、こ
の地域の中で益々需要が伸びる事業であり、法人として今後も期待が出来ること」以上4
点を社員にお伝えするところから始められた、とのことでした・・・・

●・・・・さて、本日は一旦、こちらにて止めさせていただきます。明日は上記に対し、受け
入側であるA氏の法人として、どのようなステップ・対応を準備されたかについてお伝え
させていただきたく思います。「皆様ならどのような対応準備を行うか」是非、お時間の
ある方は一度、頭の中でシミュレーションを行ってみてくださいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前~15時にかけてさいたま市内でプロジェクトミーティング。

終了後、都心へ戻り、

16時より東京駅にて打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。