おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「介護が必要になった方がいつでもどこでも誰でも
サービスを使えるようにするために、
全額公費が望ましい」
「しかしながら、特養では介護支援専門員が
人員配置基準に含まれていることから、
入所後は実質負担していることになるため、
公平性の面から議論は必要。
例えば、仮に自己負担を導入する場合は、
加算の有無で費用に差が出ることのないよう、
1割負担ではなく定額制とすることも考えられる」
・・・・
政府に向けた要望書の中で、
従来のスタンスからすれば中々踏み込んだ内容を
発信していた老施協ですが、
19日、
「誤解を生む表現があったかもしれず、訂正したい」
として、前述の要望書から上記
“全額公費が望ましい”
以下の文言を削除したようですね。
どういう経緯のもと、一体何が起こったのか?
憶測ながら何となく思うところもありますが、
(勿論、何の確証も個人の感覚なのでこの場での表現は控えますが^^)
この問題、
一体いつまで議論するのだろう・・・・?
とふと、感じた次第です。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
↓
https://www.joint-kaigo.com/articles/770/
・・・・
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■“そもそも論”の中に、未来に向けた“ヒント”が眠っているかもしれません。
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●昨日ご紹介させていただいた、「電車でウェルビーイング? ヨガをしながら乗るロンド
ン「ウェルネス列車」」という記事(まだお読みでない方で興味をお持ちいただいた方は
是非、右記をご参照くださいhttps://forbesjapan.com/articles/detail/49466)。
●その後、東北地区の福祉経営者(A社長)より、「過去に原田さんが仰っていたことに
通じる話だな、と思いました」と、とても嬉しい言葉をいただいた次第です。ちなみに私
が以前、A社長にご参加いただいたセミナーでお伝えさせていただいたのは、次のような
内容でした。
●「これからの介護サービスの中には、施設・事業所内でのいわば“閉じた空間でのサー
ビス提供”に終始するのでなく、顧客の生活圏域に根付いて展開される、という方向性も
あるのではないだろうか(=“IADL”という観点からすればその方が理に適うことも多
いのではないか?)」
●「介護施設の中に“閉じこもる”のではなく、地域資源を有効活用しながら高齢者の心
身の“元気”とまちの“元気”をどう融合させることが出来るか?という視点を持つこと
で、未来に向けた福祉経営の新たな魅力・可能性が拡がるのではないか」・・・・
●・・・・さて、上記視点、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「現状サー
ビスの固定概念・先入観は一旦脇に置き、“顧客志向”を純粋に追及したとするならば、
どのようなサービスモデルが理想的なのだろう?」・・・・
●勿論、コンプライアンス等の制約条件が存在することは百も承知ですが^^、少しでも
心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、“コンプラありき”ではなく
“顧客ありき”で自社サービスの在り方を見つめ直してみていただいても面白いかもしれ
ませんね(その降り幅の間にサービス革新のヒントが眠っているかもしれませんし、ね^^)
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中は神戸の裏六甲地区で打合せ。
午後は京都へ移動し、
京都府南部の町での打合せが続きます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。