[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2341]

経営者が“モグラ叩き”ばかりしていてはダメですよね^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

8月末までに提出が求められている

“ベースアップ加算”。

その記入要領が分かりやすく説明されている記事を
読みました。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2022-06-24.html

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■経営者が“モグラ叩き”ばかりしていてはダメですよね^^
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●「今、事業が順調に推移している法人の多くは、どこかで“我慢”の時期を健全に“我慢”
されている(逆に言えば、初めから全て順風満帆に進んでいる法人など。ほとんどお目に
かかったことが無い)」・・・・

●業種・規模の大小に関わらず、数多くの経営者と数多くのディスカッションを行ってき
た私ですが、最近、あらためてそのような“当たり前”とも言えることの重要性をヒシヒシ
と肌で感じる機会によく出会います。

●異なる表現で申し上げるなら、「自社の経営資源をどのようなロジックのもと、どのよ
うに分配投下するか?」という経営判断を行う中、経営者が持つ“ビジョン”及び“(自社の
ビジョン達成のために一定の我慢を受け入れる)胆力”の違いが、中長期の法人の存続・発
展を決めていく、ということでしょうか。

●日々、現場に近いところで経営していると、短期(目先)の課題の方から感じるプレッ
シャーはダイレクトであること含めとても大きく、ついついそちらにリソースを傾けたく
なる気持は勿論、十分理解できますし、課題の大きさや内容によってはそれが重要であり
正解だ、ということも充分あるのかもしれません。

●しかし、そこばかりに意識を向けていては課題の“モグラ叩き”をやっているだけに過ぎ
ず(=短期)、根本的な問題解決(=中長期)が何も為されないまま、その“モグラ叩き”
が延々と繰り返されるだけのことになる。

●誤解を恐れず申し上げるなら、我々の業界の“人材確保”等は正にその最たる領域なのか
もしれません(そもそも“確保”って言葉に違和感を感じてしまう部分もありますよね。ま
るで、材料扱い(=人“財”でなく人“材”)扱い、といいますか・・・・^^)

●・・・・さて、今日はここで一旦締めまして^^、翻って皆様にご質問です。経営者・経営幹
部である皆様は、どのようなロジックのもと、自社の経営資源(経営者・幹部自身の時間や
脳内CPUも含む)を、「短期的に大切な事」「中期的に大切な事」各々に対し、どのように
配分をされているでしょうか・・・・?

●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の健康診断を
行ってみても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、鳥取県の弊社クライアント法人様を訪問。

終了後、7日ぶりに東京へ戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。