[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2337]

「〇〇性」の力をヒシヒシと感じました(特に高齢者はその傾向が強い?)(完)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

“ケアニン”

シリーズのショートフィルム第2弾(4編、各約3分)が、

全国老人福祉施設協議会にて製作・無料公開されていましたね。

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://carenin-cinema.com/shortfilms/2/

・・・・^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「〇〇性」の力をヒシヒシと感じました(特に高齢者はその傾向が強い?)(完)。
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●今週月曜日からご紹介させていただいてきた、訪問介護事業・B社の話。新たな保険外
サービスを、とのことで「犬の散歩お手伝いサービス」を発案し、迷いながらも思考を転
換することで、ようやく価格決定~その後の進捗までをお伝えさせていただいてきた昨日
までのメルマガですが、

●本日は今週の締めとして、ここまでの内容を振り返った“総括”的な内容を皆様に是非、
お伝えさせていただきたいと思います。タイトルの“〇〇”にも入る、“返報性”というキー
ワードについてです。

●少々堅苦しい表現ですが、消費者心理を研究する世界には、「返報性の法則(原則)
(=受けた恩については何かの形でお返ししたい、といった気持ちが働く、という法則)」
と呼ばれるものがあります。新規のご利用者をB社にご紹介された方々は、サービス自体
が優良なものである、という側面も勿論あろうかと思いますが、

●やはり、「お世話になっているこの会社に少しでも貢献したい」「ここまで我々(=顧
客)のことを考えてやってくれる会社に、何か恩返しがしたい」という気持が働いていた
であろうことは想像に難くありません。と同時に私は、この「返報性の法則」こそ、これ
からの介護事業者にとって重要なキーワードになってくるのではないか、と感じています。

●勿論、お分かりいただけているかと思いますが、私は「値段を安く(=利益を薄く)提供
しましょう」という事をお伝えしたい訳ではありません。

●「このサービスは顧客にとって本当に有意義なものなのか?」「自社のメリットを自社の
論理で正当化しただけの我田引水的なサービスに陥っていないか?」「自社の志(理念)と
整合性が薄いサービスになっていないか?」ということを真剣に、謙虚に考えながら今のサ
ービスの在り方を見つめ直したり、新たなサービスを開発する。

●そして、その想いや過程そのものが、他社には真似できない差別化された「サービス」と
なって顧客に伝播し、そこに「返報性」を感じた顧客が自然に動き出し、事業が益々繁栄す
る。

●介護事業はQOL(=人生の質)を担保する仕事である、という側面や、地域包括ケアシ
ステムの中でご利用者・ご家族が真に求めるものとは一体何だろう?と考える中、今回の事
例はその答を追及する上での一つの示唆になるのではないか、と思い、ご紹介させていただ
いた次第です・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのよ鵜にお感じになられましたでしょうか?少しでも心に
引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、“返報性”というキーワードのもと、
自社の事業を点検してみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中はデスクワーク&プライベートの
打合せが1件。

午後は、とある方との会食、

及び明日の打合せに備え、

札幌へ入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。