[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2217]

昨日の“問い”を更に深耕してみていただければ幸いです^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

11月29日に開催された、

社会保障審議会・障害者部会。

障害福祉サービスの見直しなどを議論する

“議論の整理(案)”

が提示されたようですね。

特に共生型サービス等に興味・関心をお持ちの皆様は是非、ご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00048.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■昨日の“問い”を更に深耕してみていただければ幸いです^^
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●昨日のメルマガでご紹介させていただいた、兵庫・姫路で行われているユニークな取り
組み「褒める健診」に関するお話。「日常の内容を“再定義”もしくは“解釈を変える”こと
で、新たな価値を生み出していくことが出来るかもしれない」そんな問いと共に締めさせ
ていただいた訳ですが、

●その問いに対する思考をさらに深めていただければ、との勝手な^^想いのもと、本日も
P.F.ドラッカー博士の名著「非営利組織の成果重視マネジメント」より、上記に通じるエピ
ソードを引用抜粋させていただければと思います。以下、ご確認下さいませ(私見ではあり
ますが、同本は特に介護福祉に携わる皆様にとって“必読本”の一つだと思います^^)

●「何年も前、私はある大きな病院の管理者達と、救急室の使命について考えたことがある。
たいていの病院の管理者と同じように、彼らは最初「われわれの使命はヘルスケア(健康管
理)である」と言っていた。しかしこれは間違った定義である。病院は健康を管理するとこ
ろではない。病気を管理するところである」

●「とても簡単で、そしてあまりにも当たり前だと思うような使命に考えつくまでに、たい
へん時間がかかった。それは、救急室の使命は、“救急患者に安心感を与えることである”と
いうものだった」

●「その使命を遂行するためには、現場で何が起こっているかを把握しなければならない。
そして、驚いたことに、コミュニティが求めている救急室の機能とは、患者やその家族を
安心させ、ぐっすり眠れるようにしてやることであった」

●「「あなたはショックを受けています。あるいは、あなたの赤ちゃんはインフルエンザ
にかかっています。たしかにひきつけを起こしていますが、心配なさるほど深刻な状態で
はありません」というように、医師と看護婦が患者の家族に安心感を与えることなのだ」

●「この結論に達した時、それはひどく当たり前のことのように思われた。しかし、この
使命を行動に移すと、「救急室にきたすべての患者は、1分以内に医師や看護婦に診ても
らえる」ということになる。つまり第一の目標は患者を即座に診ることである。なぜなら、
それが安心感を与える唯一の方法だからだ」・・・・(以上、抜粋終了)

●・・・・さて、上記記事、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?繰り返しに
なりますが、「既存のものを“再定義”もしくは“解釈を変える”ことで、新たな価値を生み
出していくことが出来るかもしれない」・・・・

●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自社の
使命について見つめ直してみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から大阪市内で打合せ。

午後も大阪市内にて

“関西ケアビジネス研究会”

を行います。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。