[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2180]

中期経営計画のお手伝いをさせていただいて感じたこと(その2)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

岸田首相が4日に新設を表明した

“新しい資本主義実現会議”

の中で、

護職や介護職、保育士などの賃上げに向けた公的価格の見直しも
重要テーマの一つとして挙がっているようですね。

まだ概要レベルの情報に過ぎませんが、

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-10-05-3.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■中期経営計画のお手伝いをさせていただいて感じたこと(その2)。
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●10月3日(日)、首都圏地区の介護経営者様の中期経営計画発表会に参加させていただ
いて感じたこと。“第1の気付き”として「参加者目線に立ち、“伝える”ではなく“伝わる”
状態をつくる」重要性について昨日のメルマガでお伝えさせていただきましたが、今日は
続いて“第2”“第3”の気付きについてお伝えさせていただきたいと思います。

●“第2の気付き”は「経営者としての“覚悟”を示す」ことの重要性です。 定量(業績)に
しても定性(こういう会社を創ろう!)にしても企業活動の全てにおいて、経営者一人で
実現できる、という事項は恐らく(いや、間違いなく)一つもないと思います。

●しかし、その実現に向けて、経営者自身が全身全霊の力で以て、100%フルコミットす
ることを全員の前で“示す”ことにより(=覚悟)、社員の皆様の意識もようやく“スタート
ライン”に立てるのではないか、と感じる次第です。

●そして最後、“第3の気付き”。これは何と言っても、“直接顔を合わせ、人が集うことに
よって生まれる空気感”の重要性です。コロナ禍により、介護経営の中にも今まで以上にデ
ジタルツールが浸透し、非常に便利、かつ、極めて機能性は向上したものと思われます。

●しかし逆にその一方で、「直接顔を合わせる」ことの重要性・価値もかえって際立った
のではないか、と強く感じる今日この頃です。その意味でも我々経営者は“オンライン(デ
ジタル)”“オフライン(アナログ)”両面の価値や限界を冷静に認識しつつ、

●効果性に基づいてどちらの方法が最適かを選択していく、という視点がますます重要に
なってくるなぁ、とあらためて感じた次第です(勿論、“オフライン(アナログ)”の場合は
感染対策もしっかり行いながら。今回の発表会も可能な限りの感染対策(換気、手指消毒。
マスク着用、300名収容のホールに約70名の参加etc)を講じての開催でした)・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じいただけましたでしょうか?少しでも心に
引っ掛かりを感じていただけた方は一度、頭を整理いただき、何か一つでも結構ですので自
ら“ちょっとした変化”を起こしてみていただいても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は4件のオンラインミーティング。

午後は福岡市内にて、

“九州ケアビジネス研究会”

をオンライン・オフラインのハイブリッド形式で開催します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。