おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
経済同友会は先月、
高齢者の急増と現役世代の急減が加速していく今後を見据え、
社会保障改革についての独自の提言を公表したようですね。
(情報のキャッチアップが遅くなり恐縮です)
ケアマネ1割負担問題にも言及が為されているとの事、
関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。
「活力ある健康長寿社会を支える社会保障のあり方
―コロナ禍を経て、今改めて考えるー」
↓
https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2021/210719a.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■ネーミングって結構、大事ですよね。
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●昨日ご案内させていただいた、“在宅老人ホーム?”のお話。「何故、“定期巡回+保険外サ
ービスの組合せです”と言わず、“在宅老人ホーム?”というネーミングを行ったのだろう
か?」そんな問いを立てつつ昨日のメルマガは締めさせていただいた訳ですが、
●本日はこの点について、私の個人的な見解・勝手解釈を^^皆様にも是非、共有させてい
ただきたく思います(と同時に私が何故、このサービスをセミナーでお伝えさせていただい
ているかの一部もご理解いただけるかと思います^^)。
●「もし、私(=原田)が在宅老人ホーム?の企画営業担当だったとした場合、恐らくこん
な視点で顧客向けにメッセージを伝えようとするだろうなぁ」そんな切り口・視点のもとに
お伝えさせていただきたく思いますので、その点をご認識いただいた上で是非、ご確認下さ
いませ。
●「当社は今まで、不足している居住系サービスを全国各地で提供することを通じ、社会に
お役に立てるよう頑張ってきました。「社会に必要なインフラを整えていく」という意味で
は、少々手前味噌で恐縮ながら、一定程度貢献出来てきたかもしれない、という自負もあります」
●「しかし、その一方で、今までの我々には如何ともし難い、現状の我々では越えようにも
越えられない“限界”があることも痛切に感じてきました。それは、」
●「入居を決めていただく方々の中には消去法的な意思決定、換言するなら「本当は自宅で
最期まで過ごしたい」「でも、それが叶えられる環境にはないので、止むを得ず入居を選択
するしかない」という意思決定をされる方も相当数いらっしゃる、という現実(限界)です」
●「正直なところ、このような“本音”に触れる機会は事業を進める中で多々、ありました。
でも、居住系サービスを提供している我々としては、このご要望にダイレクトに応えるよう
な解決策をご提示することが難しかった。「何とかできないだろうか」・・・・悶々とした時間
を過ごしてきました」
●「しかし、とある“新たなサービス”が国からつくられたことで、この“本音”に対して
お役立ち出来る事業モデルがつくれるのではないか?というアイデアが突然、我々の頭の
中に湧き上がってきました」
●“定期巡回”に“保険外サービス”をセットすれば(=見守りサービスや配食サービスetc)、
自宅に住みながらも老人ホームに近いサービス・安心を得ていただくことができるのでは
ないだろうか?最期までご自宅でお過ごしいただける方を増やすことが出来るのではない
だろうか・・・?
●老人ホームの機能を箱の中だけに限定させず“社会化”させることで、「本当は自宅で最
期まで過ごしたい」という想いをお持ちの皆様に応えていきたい。そのような願いを込め、
我々はこのサービスを“在宅老人ホーム?”と名付けました」・・・・
●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じいただけましたでしょうか?「製品名を並
べるのではなく、顧客の“気持”“本音”に寄り添い、その想いをサービス名に反映させる」
少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の事業の中での応
用を検討してみていただいても面白いかもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も、東京にて終日、デスクワーク&打合せが続きます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。