[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2120]

カリスマ経営者の引退からふと、思い出した文章がありました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「ひきこもりになった要因が1つのケースは13.3%のみ。

残りの9割弱が複数の要因を抱えており、ひきこもりの
期間が長いほど要因が複雑化する傾向にある」

・・・・

引きこもりや不登校、発達障害などの当事者・経験者らで
作る

“ひきこもりUX会議”

が23日に公表した、

国内初となる

“ひきこもり白書”

からの抜粋です。

有料販売とのことですが、

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

http://blog.livedoor.jp/uxkaigi/hakusho_0623.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■カリスマ経営者の引退からふと、思い出した文章がありました。
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●先日、異業種の知人経営者と昼食を取りながら会話していた時の事。他愛のない話の中
から「そういえば、富士フィルム元CEOの古森(重隆)さんがもうすぐ退任だよね」とい
う話になり(経営者同士の性でしょうか^^)、

●同社の“第二創業”のダイナミズムや学べる点について二人で意見を言い合っていたので
すが、その折に、偶然にも古森氏が著わした本の中で同じ本の、しかも同じ個所について
頭に残っていることが発覚し、互いにとても驚きを覚えた機会がありました。

●我々2人が心に残っていたこの文章、ひょっとすると本メルマガにお付き合いいただいて
いる皆様の中にも何らかの“気付き”或いは“ヒント”を感じ取っていただける方がいらっしゃ
るかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、私と知人経営者との間で話題に上がった文章を皆様にも共有させていただき
たく思います。以下、古森氏の著書「魂の経営」からの抜粋についてです。

●「富士フィルムの経営者としては私は、100の判断をしたら、その100を絶対に間違えな
いつもりで全身全霊を傾けてきた。会社を救うためには、判断を間違える訳にはいかなかっ
たからだ。そうやって毎日仕事をしていると、本当にヘトヘトになる」

●「寝ても覚めても会社のことを考えて、眠れない日もあった。決めなければならないこと
が山のようにあるし、デッドラインも決まっている。経営トップになるというのは本当に大
変なことだと改めて思ったものだ」

●「正直なところ、ギリギリまで悩み抜いても、結論が出ないこともあった。どっちもはっ
きりした優位性が見えない。そんなときにはどうすればいいか。もしまだ時間に余裕がある
のであれば、時間を置いてみることだ」

●「そうすると、潜在意識が解決してくれることがある。たとえば、寝ていて、ふと目が覚
めて「あ、そうか」と思いつくこともある。また、別の問題について考えているときに、ふ
っとその問題を解決する緒(いとぐち)が見えてくることもある。もちろん、こうした潜在
意識が働くのは、常にその問題について考えているからだ」

●「では時間が残されていないときはどうすればいいか。そんなとき、私はこう思うことに
している。「これだけ迷うということは、どちらを選択しても、実は大して変わりはないん
じゃないか」「もしかすると、どちらも正しいのかもしれない」こういうときに一番やって
はいけないことは、迷いに迷って決断を先送りすることだ」

●「それでは何も前に進まない。決断すべきときがきたなら、たとえまだ迷っていても、と
にかく決断するのだ。そして決断したなら、選んだ道で成功すればいい。どちらを選んだと
しても、そこから必死で努力して、自分で決めたことを成功に結び付ければいい。それだけ
の話だ」

●「たとえはっきり答えが見えなくても、決断し、それを成功させるのだと確信し、皆を引
っ張っていく。そして実際に成功させる。それがリーダーの力量であり、仕事なのだ」・・・・

●・・・・さて、上記文章、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「決断とは“
決めて”“(迷いを)断つ”こと」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時
間を取り、ご自身の経営スタンスを再点検してみていただいても有意義かもしれませんね
^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、北海道旭川市にて朝から夕方まで、

終日研修を実施。

終了後、一旦東京へ戻り、翌日からの出張に備えます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。