おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「認知症が
“進行を抑えることはできても治せない疾患”
という認識から、
“治療可能性のある疾患”
と理解されるようになり、そのイメージが大きく変わる
きっかけになって欲しい」
・・・・
認知症の人と家族の会・鈴木森夫代表理事の言葉です。
勿論、課題はまだまだ山積されていることは間違いない訳ですが、
それでも期待を持ってこれからも注視していきたいなぁ、
と感じた次第です。
※アルツハイマー病の治療薬「アデュカヌマブ(製品名:アデュヘルム)」
のFDA(米国食品医薬品局)承認について
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■“裏”を読み解く姿勢も経営には必要かもしれません^^
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●先日、東海地区の介護経営幹部(A事務長)と意見交換させていただいた時の事。話題が
自社の経営状況に移る中、さすが事務長、業況を数値から説明いただき、とても理解が進ん
だのですが、ただ、その説明の中で少々気になる部分があり、とある事例と共にその視点を
お伝えさせていただいたところ、
●「私自身、数値の高低そのものだけで物事を判断しがちな思考をしてしまうことは自覚し
ていますが、事例の通り、その姿勢だけだど経営判断を誤ってしまうことも確かにあります
よね。あらためて、数値を読み解く前に“深呼吸”し、皆と議論しながら答を出していくよ
うに意識したいと思います」と、とても嬉しいコメントをいただく機会がありました。
●この内容、A事務長が正しい・間違い、ということでは決してないのですが、その点を踏
まえた上で、本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも本事例から様々な“気付
き”や“ヒント”を感じ取っていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いのも
と、
●本日は是非、A事務長にお伝えさせていただいた事例を皆様にも共有させていただきた
いと思います。以下、セブンイレブンの現・名誉顧問である鈴木敏文氏のエピソードについ
てです。
●POS(販売時点情報管理システム)を導入し、単品管理を通じて顧客動向の読み解きを徹
底的に行っているセブンイレブン社。ある時、販売データを分析する担当者が、鳴り物入り
で投入したカテゴリー群“お弁当”の商品売上が予想に比べて伸びていないことを見つけ、
「これは顧客にニーズに見合っていないのではないか?」と“死に筋商品”としての烙印を
押そうとしていたそうです。
●ところが、この報告を聞いた鈴木元会長はどのような視点のもと、どのような指示を飛ば
したのか?なんと、「この数字はおかしい。お弁当の量をもっと増やし、目立つ場所に積み
上げなさい」と担当者に逆視点からの発破をかけ、結果、お弁当商品はあっという間に売上
を伸ばし、今では同社の主力商品群としての地位を確立するに至った、とのことでした・・・・
●・・・・さて、上記事例、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「数字そのもの・
表側ではなく、数字の背景・“裏側”に目を凝らすことが経営においてはより重要なことで
ある」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の幹部の視
点について再点検してみていただいても有意義かもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝から夕方まで4本のオンラインミーティング。
夕方から夜にかけては北海道旭川市にて、
明日の研修に向けた事前打ち合わせを行います。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。