[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2082]

ふと目に留まった本を偶然読み返し、あらためて感じたこと。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「高齢者施設では複数の入所者に対して同じ日に接種が行われることが
想定される。本人確認を徹底するようお願いしたい」

・・・・

5月7日に発出された、厚労省からの通知概要です。

高齢者施設における過去の誤対応も示されている本通知、

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/koureisyashisetu_ryuijiko.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■ふと目に留まった本を偶然読み返し、あらためて感じたこと。
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●ゴールデンウィーク終盤の5月4日(水)夜のこと。自宅の書棚に並んでいる、黄色い表
紙の本がふと目に留まりました。別に確たる想いがあった訳ではありませんが、なんとなく
その本を手に取り、パラパラとめくっていたところ、過去の読んだ際に自ら下線を引いた、
とある言葉が目に入りました(下線を引いたことは全く記憶にありませんでした^^)。

●「よい経営というのは、“正しいことを行う”という意志から発する態度である」世界最
大の小口貨物輸送会社、UPSを1907年に創業した、ジム・ケーシー氏の言葉です。確か、
この本を買ったのは、2008年の年末頃。

●今から約13年前、介護の仕事に携わり、自ら経営していたデイサービスの順調そのもの
だった業績が、とあるきっかけから急下降し、悶々とした気持ちで過ごしていた時に出会っ
たのがこの本だったことを、この文章を見て思い出しました。

●ちなみにこの本のタイトルは、“世界を変えるビジネス”。そんな大きな夢を描いていた訳
ではないのですが(笑)、その副題にある“戦略的な社会貢献活動を実践する20人の偉大な
経営者たち”というリード文に惹かれて購入したことを、今でも鮮明に覚えています。

●その本の中で紹介されていたUPSの事例、そして、前CEOであり、UPSを顧客志向型
企業に変革させたことで有名な、マイク・エスキュー氏が語っている、とある文章に、私は
何だかとても勇気をもらったことを憶えています。

●「100年以上の歴史の中で、ものごとは変わった。目的も変わったし、使命も戦略も変わ
った。私たちは商品を変え、顧客へのアプローチを変え、ロゴさえも変えた。このように、
とにかくたくさんのことを変えたが、一切変えなかったのが、ジムが与えてくれた価値観で
ある」

●「彼は次のように言っていた。“決して自分のことではなく、仕事と家族と地域社会の事
を真剣に考えなさい”“何かをやると言った限りは必ずやりなさい。そして簡単なことやす
ぐにできること、便利な事だけではなく、正しいことをやりなさい”」

●私たちは、何か重要な決断をする時、ジムのことを考える。決して変わることのない価値
観が重荷となって、一見行動が制約されているようにみえるかもしれないが、決してそんな
ことはない」

●むしろそれは、私たちを解放してくれる。私たちを正しい方向へと導いてくれる、羅針盤
のようなものだ。つまりジムの価値観は、制約となって行動を止めるものではなく、どのよ
うな行動をとるべきかを示してくれる、指針なのである」・・・・

●・・・・さて、上記本からの抜粋文、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?私
の読後感はあらためて明日にお伝えさせていただきたく思いますが、その前に、少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自らの完成で“感じて”みていた
だいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、早朝8時から夕方までオンラインミーティング&
デスクワークが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。