[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1680]

とても重要だな、と思われるご質問(提起)をいただく機会がありました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「「要介護1、2は軽度者じゃない」

・・・・

前回の介護保険部会でも上記の意見が圧倒的多数を
占めたようですね。

財政起点の発想と福祉起点の発想、

どこで決着・折り合いをつけるべきなのか・・・・
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08085.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■とても重要だな、と思われるご質問(提起)をいただく機会がありました。
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●昨日ご紹介させていただいた、メドトロニック(=心臓ペースメーカーを中心とした医療
機器の開発・製造・販売を行う世界企業)社に関するエピソード。創業者であるアール・バ
ッケンの後継者として就任したビル・ジョージの発言、

●「時価総額が11億ドルから600億ドルになったことを成功の証拠だと言う人がいるかも
しれない。だが私はむしろ、健康を回復し満たされた人生を取り戻した人の数が、1989年
の30万人から今や1000万人増えたことの方がはるかに説得力のある証拠ではないかと思
う」というフレーズをご紹介させていただきましたが、

●その後、首都圏地区の介護経営者(A社長)よりとても重要だな、と思われるご質問(提
起)をいただく機会がありました。A社長からいただいたこのメッセージ、是非、皆様にも
考えてみていただきたいな、という想いのもと、本日は是非、A社長からいただいたメール
文からの抜粋を皆様にも共有させていただきたく思います。以下、ご確認下さいませ。

●「原田さん、こんにちは。いつもメルマガ、読ませていただいております。(中略)さて、
今日のメルマガも大変勉強になるものでしたが、私の中でどうしてもスッキリしないことが
あり、原田さんの意見をお聞きしたいと考えた次第です」

●「メドトロニック社のケースで考えた場合、“時価総額が11億ドルから600億ドルにな
った”ことと“健康を回復し満たされた人生を取り戻した人の数が、1989年の30万人から
今や1000万人に増えたこと”が連動しているというか、正比例関係・因果関係にあるとこ
ろが非常に分かりやすいところだなぁ、と思います」

●「しかし、我々の業種の場合、“本当の価値” と経済価値、つまり報酬(売上)が連動し
ないですよね。下世話な話かもしれませんが、“今よりもっと、元気になっていただく”こ
とは我々支援側としてはとても嬉しいことであり、正に“本当の価値”だと思える一方、基
礎報酬は逆に下がってしまいます」

●「また、加算云々ではなく、人としてどれだけ手厚くサポートしても、報酬として報われ
ることはありません。この矛盾について長年悶々としておりますが、今朝のメルマガを見て
つい、お伝えしたくなってしまいました。いつでも結構ですので、宜しければまた、原田さ
んの考えをお聞かせください」・・・・

●・・・・さて、上記A社長からいただいた内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょう
か?私の私見は明日、お伝えさせていただきたく存じますので、少しでも心に引っ掛かりを感
じられた方は一度、時間を取り、「自分ならどう考えるか?」一度、思考を深めてみていただ
いても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も終日、東京都心でデスクワーク&打合せが
続きます。

皆様は今日、どのような1日をお過ごしになるのでしょうか?

では、今日も1日、互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。