おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。
「認知症高齢者らが事故を起こして損害賠償を求められた
際に、公費から給付金を支給する」
そんな救済制度の創設を昨年発表した神戸市ですが、
今月より上記内容が盛り込まれた条例がいよいよ施行と
なったようですね。
秋ごろまでに対象となる事故や給付額などの具体的な
運用方法を詰め、
来年度中の制度運用を目指すとのこと。
様々なご意見(中には批判も)があるようですが、
個人的には是非、他市が続くような価値ある仕組みを
つくっていただきたいものだな、
と感じる次第です。
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点───────────────────────────────────
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■■“サービス品質は悪くないのに稼働率が低い”事業所の改善策。
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●先日、中国地区の介護経営者(A社長)と業績改善に関する意見交換をさせていただいた
時の事。「手前味噌な話で恐縮ですが、自身の贔屓(ひいき)目を除外したとしても、弊所
のサービス品質は決して悪くはない、と自負しています」・・・・そんな自信に満ちた言葉とは
異なる向きの”悩み”をうかがう機会がありました(以下、A社長の発言続く)
●「事実、ご紹介いただいているケアマネさんやご家族からもお褒めの言葉をよくいただき
ますし、お試し利用が入ればほぼ100%、利用につながるんです。地域のケアマネ営業は毎
月、欠かさず行っているのですが、思ったように新規利用の問合せが増えない。一体、何が
問題だと思われますか?」・・・・
●そんな直球のご質問をいただいたA社長に対し、私自身の過去の経験を踏まえ、とある視点
と具体策をお伝えさせていただいたところ、「私にはない視点と策をいただきました。何だか
新鮮です」という、とても嬉しい言葉をいただくことが出来ました。
●と、いうことで、本日は是非、A社長にお伝えさせていただいた内容を皆様にも共有させて
いただきたく思います。タイトル通り、“サービス品質は悪くないのに稼働率が低い”事業所の
改善策についてです(かつて開催していた稼働率改善セミナーでお伝えさせていただいたこと
がある内容ですので、ご記憶の方は再確認、という意味で是非、お読み下さいませ^^)。
●「なるほど。“サービス品質は高い”“お試し利用さえしていただければほぼ100%、利用につ
ながる”という社長の言葉が事実であるならば、原因は2つしか無いように思われます。社長は
如何思われますか?」ご質問を受けた私は逆に、A社長に質問を投げかけさせていただきました。
●私からの逆質問に対しA社長はしばらく目を伏せて考えた後、次のような言葉を紡がれました
「営業力不足、ということでしょうか?」・・・・その言葉を受けた私は次に、どう返したか?手前
味噌で恐縮ですが、私の言葉を続けさせていただきます。
●「確かにそうなのかもしれません。が、“営業力不足”という言葉を使ってしまうと、一体どこ
に問題があるのかが見えづらくなってしまいますよね。改善策の打ち手がイメージ出来るように、
もう少し細かく分解する必要があるように思います。私が思うに、原因として考えられる2点とは
、、、、」・・・・
●既に答が頭に浮かんでいる方も多くいらっしゃるかと思いますが、「質問形式でつなぐメルマガ
は実践的で勉強になる」というとても嬉しい言葉を先日、いただいたことを含め、本日のメルマガ
はここで一旦止めさせていただき、明日につなげたいと思います。私が原因として挙げさせていた
だいた2点とは一体何か?是非、皆様なりの答を導き出して下さいませ^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は兵庫県西部某地区にてクライアント様と
ミーティング。
終了後、伊丹空港から一路、
明日の仕事場である札幌へ移動します。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。