[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1127]

ある介護経営者の時代認識と問題提起について考える。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

地域によっては、雪等で厳しい寒さが続いている
ところもあるようですね。

インフルエンザも流行っている折、

皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。
(私も今週からコート着用開始です^^)

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■ある介護経営者の時代認識と問題提起について考える。
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●先日、北海道地区の介護経営者(A社長)と「これからの人財育成」について意見交換さ
せていただいた時の事。ある時代認識と共に問題提起をいただき、「原田さん、何かいいア
イデアないですか?是非、アドバイスをいただければ」という言葉をいただきました。

●私からのアドバイス云々はさておきまして^^、このA社長の時代認識、及び、そこに端
を発する問題認識がとてもシャープ、かつ、重要な視点だなぁ、と感じると共に、一方、こ
の認識は全ての介護経営者にとって示唆深いものとなるかもしれない、という想いのもと、
今日は、A社長からうかがった話を是非、皆様に共有させていただきたく思います。「VUCA
時代に必要な人財育成とは」というテーマについてです。

●「今の世の中って、“VUCAの時代”ってよく言われるじゃないですか」開口一番、“VUCA”
という言葉を聞いた私は「介護業界の経営者から始めて“VUCA”という言葉を聞いたな」
と驚きつつ、「そうですね」と相槌を打ちながら頷きました(実は最近の私のセミナーでも
チョコチョコこの言葉を使っていますので、それも含めた偶然の一致にちょっと驚きでし
た^^)。

●ちなみに“VUCA”とは“Volatility(変動)”“Uncertainty(不確実)”“Complexity(複
雑)”“Ambiguity(曖昧)”の頭文字を並べた造語で、「未来予測が極めて困難な時代」とい
う意味。確かに、我々の事業を取り巻く事業環境も正に“VUCA”と申し上げても過言ではない
状況に直健しつつあるこことは間違いないでしょう。その上で、A社長は私に次のように問題
提起をなされた次第です。

●「今後、事業環境が益々混迷を極め、激しく変化するであろう中、もう過去の成功パター
ン・延長線上だけでは成長どころか、生き残りすら難しくなるのではないか、という強い危
機感を感じています。そのためにも新しい知見や技術を前向きに学び、受け入れ、適応(≠
対応)する組織をつくっていかなければならない。そんな時代に適した人財の能力開発プロ
グラムって原田さん、どう考えればいいのでしょうかね」。。。。

●さて、ここで皆様にご質問です。皆様はA社長の時代認識、及びその認識に基づいた問
題的に対し、どのようにお考えになりますでしょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じて
いただけた方は是非、A社長同様、思考を深めてみてもいいかもしれません。ひょっとする
とその先に“新たなKFS(成功要因)”が見えてくるかもしれませんね(私の考えは今後、
折を見て徐々にお伝えしてまいりますね^^)。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、福島県喜多方市で複数社向けの
研修会です。
(胴元は某医療法人様)

終了後、仙台へ移動です。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。