[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1082]

偶然の一致に驚きました^^

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

外国人の技能実習生について、

“訪日後の2ヵ月間の研修を済ませた後、働き始めてから
6ヵ月が過ぎれば人員配置基準の対象としてカウント可能”

“日本語能力試験の「N2」以上を取っている人は例外で、
研修を終えればすぐにカウント可能”

先日6日の介護給付費分科会において、

厚労省が上記方針を打ち出したようですね。

関連がある方は是非、ご認識下さいませ。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
■■
■■偶然の一致に驚きました^^
■■
────────────────────────────────────────

●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と人財育成について意見交換をさせていただいた
折、偶然にもA社長と私が同じ本を読み、同じ箇所に関心を持った、という事実が発覚(?)
しました(ちなみに私は気になった文章のページに折り目、或いはポストイットを貼り、い
つでも見直せる状況にしています^^)。今日は偶然にも我々二人の関心が一致した箇所を是
非、皆様にもご紹介させていただきたく思います。”田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」”
という本からの抜粋で、筆者が自然栽培農家の方に「肥料も農薬も使わないってことは、農家
の人は何をするんですか?」と質問した際の回答(以下)についてです(以下、本文より抜粋)。

●「それは“自然栽培”の話をすると、誰もが抱く疑問だよ。農家の仕事は、土をつくるこ
とだ。野山で植物を支える土壌は、水持ちが良く、柔らかくて温かい。そういう土をつくれ
ば、植物は自分の力で“育つ”ようになるんだ。この“育つ”というのがポイントだな。肥
料を与えて“育てる”んじゃなくて、“育つ”ための土をつくる。場をつくるということ、
それが“自然栽培”の最大のポイントなんだな」・・・・・・

●勿論、我々の事業においては“育てる(=OJT、OFFJT等)”という視点・行為もとても
重要だと思います。しかしその一方で等しく、いや、場合によってはそれ以上に重要かも
しれない“育つ土壌をつくる”ということに対し、我々介護経営に携わる者はどれだけ意識
や具体的な経営資源を傾けているのだろうか?と考えた場合、ちょっと言葉に詰まってし
まう、なんてことはありませんでしょうか^^

●さて、皆様は上記くだり及び問いかけに対し、どのようにお感じになりますでしょうか?
少しでも心に引っ掛かりを感じられた場合には、一度、「うちの社内にはどのような“育つ”
仕組み、或いは“育つ”空気・文化があるのだろうか?」と自問自答してみてもいいかもし
れませんね。

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中の打合せを経て、

東京都内にて介護労働安定センター様主催の
研修にて、

“チームケア”

の講師を担当。
(ケア、というよりもチームビルディングの話が
中心ですが^^)

その後、20時からのミーティングに備え、

浜松へ移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。