[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1038]

気付き溢れる記事に出会いました(その2)。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

「町内の事業所で介護職員として働く町民に交付している
“年一万円”の支援金の対象者を、町外の事業所に勤務する
人にも広げる」-

群馬県・大泉町が高らかに(?)宣言されましたね。

村山俊明町長曰く、

「介護士の仕事は過酷なのに低賃金。他の自治体もやってくれれば、
介護士が大変な中で仕事をやっているということが社会的に認知され、
張り合いも出る」

とのこと。

上記発言に対しては若干の疑問を感じなくもないですが、

その話は本筋とは違うので横に置いておいて(笑)、

(賛否両論含め)面白い動きだな、

と感じた次第です。

※引用元の記事はこちら

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201707/CK2017070302000162.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■気付き溢れる記事に出会いました(その2)。
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●昨日はブラザー工業の小池利和社長が取り組まれている“社内向け情報発信”に関する記
事をご紹介させていただきましたが、今日はまた異なる切り口で、非常に参考になるな、と
感じた記事に出会いましたので、是非、皆様にもシェアさせていただければと思います。「日
本人に必要な「異文化理解力」という教養」という記事についてです。(以下、記事より“特に
面白いな”と感じたところを抜粋します)

●「例えば、アメリカではフランス人は婉曲的だと思われており、フランス人はアメリカ人
の方が率直だと考えがちです。確かにそうした面はありますが、批判や評価に限っていえば、
フランス人の方がアメリカ人よりも率直な物言いをします。」(以降、抜粋続く)

●「アメリカでは前向きな言葉を交えながら相手の問題点を指摘しますが、フランスでは過
ちを過ちとしてただすことが一般的です。なので、もしアメリカ人の上司が自国流にフラン
ス人の部下の勤務評価をした場合、フランス人からすれば直接的な批判がなかったために
評価されたものだと誤解する恐れがあります。」(以降、抜粋続く)

●「一例ですが、会議でイギリス人チームが積極的に発言するのに対して、日本人チームは
おとなしいという話をよく耳にします。イギリス人は「日本人チームは恥ずかしがり屋で黙
りがち。会議に貢献していない」と考え、日本人は「イギリス人は話を最後まで聞かず、自
分たちの発言にしか興味がない」と互いを誤解しがちです。」(以下、抜粋続く)

●イギリスの場合は沈黙だと落ち着かないという文化、日本の場合は「考えてから発言しな
さい」という教育にもとづく違いなのでしょう。リーダーは、このような違いを理解してい
なくてはいけません。(以上、抜粋終了)・・・・

●聡明な皆様であれば既にお分かりかと思いますが、これは何も“グローバルビジネス”の
みに当てはまる話ではありません。程度の差こそあれ、我々の様な地域密着ビジネスを展
開している法人にとっても“価値観が多様化した人財をどうマネジメントしていくか”は今
後、益々重要となるテーマの一つなのではないでしょうか?(特に今後、“生産年齢世代の
正社員”のみに頼る事がそもそも構造的に難しくなる時代においては)

●記事の中にもありますが、国際的には日本人は“柔軟性に欠ける(=多様な価値観を受け
入れづらい)”とも見られているそうです。さて、皆様はこの記事をお読みになり、何を感
じられますでしょうか?今後、自社の人財戦略を見直すことをお考えの経営者は、少し、頭
に置いておいても悪くないかもしれませんね。

引用元の記事はこちら

https://forbesjapan.com/articles/detail/16796/1/1/1

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も東京都心で打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。