[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1348]

組織づくりに必要な2つの視点~関西地区の介護経営者とのやりとりから~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「認知機能の検診と精密検査にかかる費用を助成する
制度を創設する」

・・・・

神戸市が上記方針を表明したようですね。

検診に対する助成は埼玉県、

精密検査なら兵庫県明石市などが先行している
そうですが、

2つを合わせた取り組みは全国初になるとのこと。

このような動き、もっともっと拡がって欲しい
ものですね。

※ご関心をお持ちの皆様はこちら

http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/09/20180920132001.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■組織づくりに必要な2つの視点〜関西地区の介護経営者とのやりとりから〜
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と組織づくりについて意見交換させていただいた
時の事。A社長は異業種から参入された方で経営経験もとても豊富。人間的にも大先輩であ
ることがうかがえる大所高所からの話はとても示唆に富んでいて、当初の予定時間が大幅に
過ぎてしまうほどの有意義な時間を過ごさせていただきました。

●発言される様々な言葉から数多くの“気付き”をいただいた私ですが、中でも特に心に残っ
たのが、「組織づくりには2つの視点・アプローチが必要」というお話。A社長の言葉を簡単
にまとめさせていただくと、次のような整理になろうかと思います。

●「活力溢れる組織をつくっていくためには、私は2つの視点、即ち、“修繕的視点”と“前進
・発展的視点”が必要となってくると思っています。“修繕的視点”とは、組織としての“当た
り前”を維持する為に、どのような要素が不足しているか?を常に見つめ、そこに具体的な手
を打っていくアプローチの事ですね」

●「一方、“前進・発展的視点”とは、“組織をより良くしていくためにどうすべきか?”という
視点から組織全体を俯瞰し、打ち手を講じていくアプローチです。この両面を意識して、“今、
何が必要なのか?”を考えていくと、より、頭の整理がしやすくなるんじゃないかなぁ、と、
経験的にはそう思いますね」・・・・

●さて、A社長からうかがったこの言葉、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?
あまりコメントを加えすぎると思考の膨らみを返って制限してしまうかもしれない為、本日は
この粒度のままでお話を終えさせていただきたく思います。“修繕的アプローチ”“前進・発展的
アプローチ”少しでも心に引っ掛かりを感じられた方は、一度、時間を取り、そのような視点か
ら自社を見つめてみても面白いかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は終日、東京にてデスクワークが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。