おはようございます、
（株）ケアビジネスパートナーズ の原田です。
“2015年の時点で24.4億円だった介護ロボットの市場規模を、
2020年までに約500億円まで大幅に成長させる“
･･････
政府は16日、上記を含んだ新たな
“高齢社会対策大綱”
を閣議決定しましたね。
直接的に影響を受ける我々として、
しっかり目を通しておいた方がいい情報だな、
と感じた次第です。
※第29回高齢社会対策会議資料
↓
http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taisakukaigi/29/shiryou.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点───────────────────────────────────
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■■価値あるサービスを提供する上でのマインドセット。
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●昨日のメルマガで共有させていただいた、「娘様が対応出来ない時間の付き添い・見守り
を、月額50万円の報酬をいただいて代行する」というA社の取り組み。「様々な切り口か
ら問いを立てることで、様々な気付きを感じ取ることが出来るかもしれませんね」という言
葉で締めさせていただきましたところ、九州地区の介護経営者（A社長）より、大変興味深
い返信コメントをいただきました。
●A社長よりいただいたこのコメント、ひょっとすると他の読者の皆様にも何等か気付き
をご提供できるかもしれない？という想いのもと、今日は是非、そのコメントの概要を皆様
にも共有させていただきたく思います。表題の通り、「価値あるサービスを提供する上での
マインドセット」とも言える内容についてです（以下、いただいたコメントを要約してお伝
えさせていただきます）。
●「（前略）さて、今日のメルマガを読んで、私の頭の中に“もし同様のサービスを同様の
金額で提供して欲しい、というご家族がいてくださった場合、果たしてうちのスタッフは
どんな心持ちになるのだろう？“という思いがよぎり、実際にたまたま目の前にいた5人
の職員にこの話を共有し、意見を聞いてみました」
●「すると、そのうち3人の職員は“そんな高い金額、出してもらうなんて申し訳ない（気
が引ける）、、、”という、或る意味、予想通りとも言える反応。しかし一方で、別の2人から
は次のような、意外とも思える言葉が返ってきました」
●「“それだけの金額をいただけるというのは、言わば、我々に対する信頼の証ですよね。そ
の意味でも、心から喜んでいただけるサービスを提供しなきゃ、と、気持が引き締まります
し、何だかモチベーションも上がります。私たちのことを認めていただいている訳ですもの
ね”」｡｡｡｡
（ちなみに“月50万”の単価が実際に高いか安いかについては、判断する為の情報が乏しいため、
ここでの考察は差し控えさせていただきます。上記発言はあくまで個人の感覚の中での意見で
ある事、悪しからずご了承下さい（個人的には顧客が満足されている訳ですので、決して高く
ない、というか、適切なのだと思います^^））。
●「“顧客に価値を全うに評価していただけることでモチベーションが上がる”この言葉、
正直、私の中で“ズシン”ときました。私たち介護業界はどれだけ価値あるサービスを提供
しても国からもらえる報酬単価は全て一定で、しかも、顧客への直接請求は1割か2割だ
け。
●そんな中、仮にいいサービスをつくったとしても“ウン十万どころか、ウン万円単位で
すら顧客に提案するのが気が引ける”という思考が私の頭の中でこびりついてしまってお
り、 “安くないと使ってもらえない”という固定概念のもと、つい“どうすれば安く出来
るか”ばかり考えてしまう癖が身についてしまっている気がしました」
●「同時に、介護業界に入る以前の前職（営業職）では“正当な対価を事業として当たり前
に請求する”“相手に正当、或いは、これなら払ってもいい、と納得感を感じていただける
ように誠心誠意、しっかり説明する”“値引きは営業マンとして恥ずべき“逃げ”だ”と厳
しく指導を受けたことも思い出しました（注：実際に“逃げ”かどうかは意見が分かれると
ころですが）。経営者である私がこんなマインドじゃ、顧客は勿論、職員を喜ばせることす
らできないな、と猛省した次第です」｡｡｡｡
●さて、上記コメントの内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか？少しでも
心に引っ掛かりを感じていただけた方はA社長の言葉をなぞらえつつ、一度、ニュートラ
ルな時間を取り、自身の中で自問自答してみても悪くないかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、滋賀県2daysセミナーの初日。
開催場所は競走馬の調教施設で有名（？）な
“栗東市”
です。
（ちなみに私は自分の性格を良く分かっている為、人生で一度も
競馬をしたことはありません^^）
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか？
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう！
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。
