[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1130]

他業界の挑戦事例からヒントを得る。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

「2018年度・750億円だった業績目標を、
2020年度・500億円に引き下げる」-

先週22日、

パナソニックエイジフリーが思い切った(?)
発表をされたようですね。

「『量』の展開をいったんストップし、『質』重視の
持続可能な成長にかじを切る(同社片山栄一社長)」

賛否両論は当然あろうかと思いますが、

新人事制度の投入含め、個人的には

“足元固め”

という意味で、大英断だなぁ、と感じます。
(マーケットの反応は分かりませんが^^)

詳細をお知りになりたい方は、こちらをご確認
下さいませ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2380569022112017000000/

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■他業界の挑戦事例からヒントを得る。
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●最近、とある動機から他業界、中でも小売業界・外食業界の事例を調査・収集する機会が
増えてきています(元々業界横断的な経営支援を行ってきた人間なので、とても楽しい業務
ではあるのですが^^)。顧客とスタッフとの間に“商品”が媒介している、という違いはあれ
ど、

●“働く人の力に大きく依存する業態”という点では類似性も高いこの業界、我々介護業界
にとっても色々と参考になる視点・情報が含まれているな、という思いのもと、例えば、と
いうことで、本日はとある事例をご紹介させていただきたく思います。「レジ作業を省人化
し“案内係”を倍増させる」中堅スーパー、サミットの取り組みについてです(以降、記事
より文章を抜粋)。

●「サミットは、店内を巡回して来店者の相談に応じる「案内係」を拡充する。現在は23
店舗に導入しているが、2018年3月期末までに32店舗程度に増やす。17年3月期末と比
べると、ほぼ倍増となる。レジ作業などを省人化して人員を再配置し、店舗全体の接客レベ
ルを上げる。」

●「同社は約25億円を投資し、18年3月末までにセミセルフレジを、小型店などを除く
101店舗に導入する予定だ。セミセルフレジは従業員が商品のスキャンをした後、来店者が
精算機を用いて支払いをする仕組み。すでに導入した店舗では、従業員がレジ作業に関わる
時間が2割程度削減できた。」・・・・

●全ての業務を見つめ直す中、どの業務を“省力化(機械化、IT化etc)”させ、どの業務
を“付加価値化”させていくのか、、、、企業によって考え方は様々あろうかとは思いますが
(例えば“レジの時間こそ、スーパーとしての好印象を植え付ける最高の瞬間だ”と考え、
重視するスーパー経営者も中にはいらっしゃいます)、

●“今以上にメリハリをつける必要がある”という点では恐らく、全ての事業者にあてはま
ることなのかもしれません。さて、上記視点について、皆様の会社ではどのように考え、ど
のように動き出しますでしょうか?自社の特長を今以上に鮮明に浮かび上がらせるために
も、あらためてしっかりと考える時間を取ってみてもいいかもしれませんね。

※参照元記事はこちら

https://newswitch.jp/p/11112

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝から東京都心で打合せ。

終了後、夕方の便で明日の仕事場所、札幌へ向かいます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。