[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1085]

昔に教わった言葉をふと、思い出しました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“全国の100歳以上の高齢者が、
過去最多の6万7824人に到達”

厚生労働省が先週末、統計結果を発表した
ようですね。

今後も寿命が伸びていくであろう中、

“高齢者=65歳以上”

と言うような古い定義も含め、

根本的に社会システムのあり方を見つめ直す時期に
来ている事は間違いないかもしれません。

そんな中、介護事業者として何が出来るか?

しっかり考えていく必要がありそうですね。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■昔に教わった言葉をふと、思い出しました。
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●先日、首都圏地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。議論の内
容を振り返りながら、私の頭の中に、とある言葉がグルグルと回っていました。今日は、そ
の時の言葉を皆様にもご紹介させていただきます。「理念と理想の違い」についてです。

●今から約10年ほど前、とある異業種の経営者から言われた言葉が私の頭の中に今なお、
強く残っています。確か、その方が読まれた本に書かれていた、ということで私に紹介して
下さった言葉だったと思うのですが(すみません、本の名称は失念してしまっています)、
内容はおおよそ下記の通りだったと記憶しています。

●「理念で飯が食えん、という言葉を耳にすることがあるが、経営を続けていく中で、確か
にそういう想いに至る時も実際にあるだろうし、自分自身、そう思ったことが正直、何度も
あった。しかし、あとになって考えてみると、その時の理念はまだ“本物”ではなかった、
ということなんじゃないかな、と思う」(以降、続く)

●「何が本物で何が本物じゃないか、なんて見極めるのは難しいかも知れないけれど、ただ
一つ、実感として言えることは、“本物は続く”し、“続けることで本物になる”、と私は思
っている。理念を掲げた当初はまだ、単なる“理想”に過ぎないかもしれない。ただ、そこ
で掲げた“理想”に本気になって、信じ続けて初めてその“理想”は“理念”に昇華してい
くんじゃないかな。どう思う?」・・・・・・

●同じ経営者・経営陣の立場にある方も多いかと思いますが、皆様は上記の言葉、どのよう
にお感じになりましたでしょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じられた方は、今一度、自
社の理念について思考を深めてみても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中に東京にてデスクワーク。

午後は、介護特化を志す税理士・会計士事務所
向けのセミナーです。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。