[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1077]

昨日の話からふと、思い出したやり取りがありました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

今週の月曜日、

“全国認知症予防ネットワーク”

が設立総会を開催したようですね。

現時点においてはNPO法人や企業など、

18団体が名前を連ねているとのこと。

是非、“予防”という観点から、

様々な知見や情報を発信していただきたい
ものです。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■昨日の話からふと、思い出したやり取りがありました。
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●昨日にご紹介させていただいた、リッツ・カールトンホテル流の“人財採用・育成の公式”。
昨日のメルマガの中でも触れさせていただいた通り、今から約8年前に私自身が参加した
セミナーの中で学んだ内容だったのですが、そのセミナーの事を久々に思い出す中、その当
日にあった、印象的な(講師と参加者との)質問のやり取りが連鎖的に頭に蘇ってきました。
今日は、その時の内容を皆様にも是非、共有させていただきたく思います。“リッツ・カー
ルトンホテルは昔からそうしてきたんです”という話についてです。

●1dayセミナーも大盛況に終わり、いよいよセミナーは最終スケジュールの質疑応答に。
その時、待ってました、とばかりに、最高ランクの席に座っていたとある経営者が挙手をし、
次のようなご質問をされました(そのセミナーは座席の金額帯が幾つかに分かれており、最
高ランクの方のみ直接講師に質問が出来る、という形式になっていました)。彼の質問の内
容は、次の通りです。

●「本日のセミナーはとても素晴らしい内容で、刺激と共に、非常に感銘を受けました。で
すが正直なところ、どうしてもスッキリしない感覚が私の中に一つ、残っています。それは、
すべては“リッツ・カールトンだから出来たんじゃないの?”という思いです。私たちの業
界の中小企業が置かれている状況は、先生(ダイアナ氏)がおっしゃるような“いい人を選
べる”環境には到底なく、極端な言い方をすれば、“問い合わせをしてきた人なら、誰でも
いいから採用する”しかないのが実情です。その点をどう理解すれば宜しいでしょう
か?」・・・・・

●無粋な質問だなぁ、と思う一方、でも、とても正直な質問だな、とも感じた私は、ダイア
ナ氏をじっと見つめました。その質問を受けている彼女の顔は終始、笑顔。そして、質問を
聞き終わった後、その笑顔を保ったまま、彼女はとてもシンプルメッセージを我々参加者に
残してくれました(一言一句覚えている訳ではありませんが、次のような趣旨の回答だった
と記憶しています)。

●「大変な環境なんですね。経営者としてのご苦労、お察しいたします。さて、先ほどの質
問の件、大変申し訳ございませんが、あなたがご満足されるようなダイレクトな答は私自身、
持ち合わせていないかもしれません。でも、一つだけ言えることは、私たちは、“昔から(=
募集してもなかなか人が集まらなかった創業当初から)”この考え方で全てを進めてきたので
す。だから、今がある、と思っています」・・・・

●感性の鋭い皆様ですので、今日は、私からのコメントはそれこそ“無粋”になるかもしれ
ない、との想いのもと、控えさせていただきます^^少しでも感じるものがあった方は、一
度、時間を取って、もう少し掘り下げてみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中はデスクワーク。

午後は京都市内でセミナーを行った後、

その足で移動し、

夜は、大阪・枚方市内で再びセミナーです。

久々のダブルヘッダー、頑張ります!

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。