9月5日大阪にて、ケアビジネス研究会の会員限定勉強会「関西ケアビジネス研究会」が開催されました。当日は十数名の方にお越しいただきました。
◆参加者の直近のトピックス共有(直近3ヶ月間の動きについて)
ケアビジネス研究会の会員限定勉強会は、3ヶ月に一度、全国7都市にて開催されております。そのため、まずはここ3ヶ月間のトピックスについての情報共有を行いました。前回から今日まで、どのような動きがあったのか、どのような悩みが出てきたか等、様々な報告や意見が交わされました。
今回出た声について、公開できるものは一部ではありますが、ご紹介いたします。
- 介護の職員がいかに自立できるか、について深く考えていきたい
- 業績の良い事業所と悪い事業所があるが、なぜ良いのかといった分析ができていない
- 離職率が低く推移しているが、果たしてそれが良いのかどうか。自分らしさ(ブランディング)であったり、どう地域で認知してもらうかといった観点を職員にも根付かせていきたい
- デイサービスの稼働率が下がってきた。マンネリ化も原因に挙げられるので、解決策を早く見つけていきたい
- 職員の定着に課題がある。設立当初から在籍している職員も少数となっている。職員の中には環境の変化に弱く、情報共有の場が少ないため、今回色んな知恵をいただきたい
- 職員のマンネリ化を防ぐための施策を見つけていきたい
- 平成30年の法改正に向けてどう動き出していくか
- 職員集めに苦慮している。知人から声をかけていき、紹介もしていただきながら集めている
- 地域での同業者から、「利用者数が伸び悩んでいる」といった悩みを抱えていることが分かり、同じ悩みであることが分かった
- 職場内の体制づくりがまだ出来ておらず、人に振り回されている状態。離職率を下げられるよう色々な知恵を拝借したい
◆「先進事例インタビュー」内容振り返り
ケアビジネス研究会の会員の皆様へは、毎月「科学的介護経営CD/DVDシリーズ」をお届けしております(過去のバックナンバーはこちら)。その中で、いろいろなアイデアを基に展開している介護事業所の紹介ともなる「先進事例インタビュー」について、8月にお届けした内容を振り返りました。
また、8月の先進事例インタビュー先の企業である、MIKAWAYA21株式会社と、次回お届けする9月のインタビュー先の企業である、メガエフシーシステムズ株式会社様のご紹介も行ないました。
◆介護業界の最新情報共有・意見交換(直近3ヶ月間の動きについて)
下記のような、介護業界で動きのあったトピックスについての情報共有および意見交換を行ないました。
- 財政制度分科会(2017年4月20日)
- 介護給付費分科会(~2017年8月23日)
- 経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2017
- 規制改革推進会議
- 未来投資戦略2017
◆フリーディスカッション
最後に、全員でのフリーディスカッションを行ないました。今回は、
- 人材に関する課題に対して取り組まれた事例の共有
- 看取りに関するメンタルケアの悩み
等、各自で持ち寄った話題に対し、他の介護事業経営者から提案や意見をいただくという、貴重な時間となりました。
ケアビジネス研究会では、このような会員限定勉強会を、3ヶ月に一度、全国7都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・博多)で行っております。
ご興味がございましたら、ぜひ下記をご覧ください。